ケーキをペロペロする奴は大体友達

ケーキのフィルムをペロペロする奴は大体友達

ノーインターネットノーライフ 言うてますけど

けきぺろ存続の危機 ~噛みまくりの多忙共同ブロガー達~

けきぺろを地味に愛読してると告白してくれた友人から

ネガティブ界のポジティバー

という不思議な称号を賜り大変ご満悦なネガティブ界のポジティバーみつまりですどうもこんばんは。

さて、けきぺろを開設して5か月目に突入した訳で御座いますが、最近、冒頭の友人のように「実は読んでます」的な事を言って下さるリアル知人がぽつぽつと現れまして大変うれしい限りなのですけれども、その殆どのかたがパブリックな場ではなく個人的なLINEやDMやメッセンジャー的なもので密談するかの如く枕詞に「実は」を付けてこっそり伝えてくれるあたりに「けきぺろ=恥部」みたいなイメージが既に根付きつつある事を感じている今日この頃です。

本日もそんな恥部を量産するべくこちらに参上した次第・・・ですが

けきぺろを密かに愛読して下さっている21,660,606(フィルムレロレロって覚えてくださあああい)人の隠れ読者様のうち、お1人くらいはお気付きなのではないかなと思う「お伝えしなければならない事」が御座います。

当ブログのライター紹介をご覧ください

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1週間に各ライターが1記事以上を書きます。

月か火に更新、みつまり。

水か木に更新、カメノセタロウ。

金か土に更新、よっぺぺ~い。

との記載がありますが、これ誰一人として守ってません。

私は基本暇人で協調性のかけらもないので投稿したい時に勝手に投稿したり、残る2人は多忙なので投稿出来ない週もままあったり。

この「ブログを予定の曜日に投稿出来ない事」を、けきぺろグループLINEでは「落とす」と称しておりまして(ちなみに投稿する事は「上げる」)、開設当初は誰が最初に落とすか殺伐とした腹の探り合いをも楽しむ余裕すらあったのですが、最近ではもう私が投稿しすぎる&残る2人が忙しすぎるのでなかなか連絡も取れず、最初は普通にタメ口での連絡だったのに今では2人からの連絡はもはや敬語での謝罪と化しております。

 

かくいう私も真面目な事しか書かない個人ブログ(ここリンクになってますのでもし良かったらこの辺を適当にクリックやタップ等をして閲覧や読者登録などして頂けると嬉しいです。あ、でも本当に普通に真面目な事しか書いていないので興味が無ければ全然もうアレしてくれていいんでホント全然大丈夫ですので)を始めまして、そちらに若干時間を割いているのと普通にネタ切れっていう事情もあり、これはけきぺろ存続の危機なのでは・・・と感じたのですが、グループLINEを遡って見返していたところ、落とす2人がその旨の連絡(という名の謝罪)をLINEにて送って来た時のLINEなのになぜか噛みまくるという動揺振りがなかなかのものだったので、今回の記事はカメノセタロウ氏とよっぺぺ~い氏の噛みっぷりをご覧いただく回とさせていただきます(ここまで前フリ)

それではご覧ください。

 

よっぺぺ~い氏

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あれ、全然既読にならない、死んだのかな?と思っていた矢先に送られてきたあげたすあげめすあげます報告。

 

カメノセタロウ氏

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私が某漫画のタイトルを口走った際(とりあえずその話題に乗っかってやるか)という透けて見える思惑と共に流れてきた摩訶不思議よけよぬよねからの唐突な落とします報告。

 

 

 

あのー2人とも・・・・

 

 

 

 

落としても大丈夫だからとりあえず落ち着いて

 

 

 

 

以上です。

悪名高き地下格闘技場を見に行きましたが、思てたんと違いました。

どうも、よーへいです。少し前におっかなびっくり地下格闘技場へ行ってまいりました。後3週間位更新してませんでした。理由としてはまあドラクエ買ったってのもデカいですね。合法ロリっ娘ベロニカかわいいです。見たい人はググってください。

 

 v(^o^)v(^o^)v(^o^)v

 

地下格闘技の話お話です。

突然なんですが、僕は少年誌青年誌の読みすぎで「地下格闘技場」への確固たる偏見「雑居ビルの地下の一室、ステージ中央にて金網に閉じ込められた街の荒くれ者(前科最低1犯)たちが血と肉が飛び交うバトルを行い、勝敗が決まった際には現金が空を飛び交い葉巻を咥えた黒スーツのオジサンやスラム街で育った若い男女達が高笑いしてるような場所(義眼・義手の人・車椅子の人・右手が鉤爪に改造されている人も参戦している)」

が出来上がっています。(現金が空を飛び交うってのがキモですね)

ぶっちゃけ、程度に差はあれど皆さんこれに近いイメージを持ってんじゃないかなって思ってます。えっ思ってますよね。漫画で読んだことあるよね、そういうの。

僕が生きてきた世界とは交わらない世界で行われてると思ってた地下格闘技(というか本当に実在しててびびった)ですが、端的に言いますとめちゃくちゃしょぼかったので、地下格闘技 現実.Verを紹介させてもらいます。

 

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百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産へ推薦されるので、仁徳天皇のご紹介 ~前編~

趣味は古墳巡りです、カメノセタロウです。

平成29年7月31日の文化審議会で大阪の南らへんの「丘かな?と思ったら違うよ、古墳だよ」地帯の古墳群を世界遺産へ推薦することが決定されたそうなので、その中でも代表的な古墳の『大仙陵古墳』の被葬者だと代々伝わっている『仁徳天皇』のご紹介をば。

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丘じゃないよ古墳だよ地帯

 

 まずは『百舌鳥・古市古墳群』のご紹介

関西の土地勘がない人にとっては「その古墳群ってどこやねん!」ってなると思うので、大まかな位置関係をば。

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ここらへん

 で、大体の位置が分かったところで…。なに?こんなんでは分からへんやと?しゃあないなぁ、お姉ちゃんベッピンやからサービスしとくわ!もっと詳細なので言うと…。

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ここいらなんですわ

ほら、目をこらしてごらん。見える、見えるよその古墳群が!!てなわけで、その姿がちゃんと見えるまでアップすると…。

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漫画に出てくるようなカギ穴の形をしているのが前方後円墳

 灰褐色のコンクリートジャングルに覆われた大阪の平野に点在する緑色の部分が、基本的に古墳です(もしくは大きな公園)。

この百舌鳥・古市古墳群に、4世紀から6世紀ごろの天皇の陵墓を含め100基近い古墳が現存しております。もともとは200基ほどの古墳があったんだけど、都市開発などで破壊されたんだよ!半分以上壊されてるとか、どんだけですかね。もっと文化財保護と、保護と両立できる活用を考えてかねばならんですね。

f:id:kamenosetarou:20170804152807j:plain矢印で示したもの以外にもまだ数基の古墳がこの中に

 この古墳群で代表的なデッカイ古墳は、『仁徳天皇』の陵墓だと伝わる『大仙古墳』と『応神天皇』の陵墓と伝わるものですね。

ちなみに、ドンくらいデッカイかと言うと、『大仙古墳』で、全長800m以上、全幅で600m以上です。当然ながら、エジプトのピラミッドよりでかいです。

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デッカイどう

 

 ピラミッドとの大きさ比較

 どんくらい大きいか分かりやすくするために、同じ縮尺のギザのピラミッドと比較。

f:id:kamenosetarou:20170804153354j:plain左が大仙古墳。右が三大ピラミッド、上からクフ、カフラー、メンカウラー。

 てな感じになりました。ピラミッドもそうだけれど、日本の大型古墳も、現存していなければ、実在したことを信じる人なんて少数だったでしょうね。当時の日本の国力を考えても、なかなかに凄いことだなと思います。他にも、藤原京平城京難波京恭仁京長岡京などの都城建設ラッシュや、その途中での東大寺大仏造営など、昔から日本は大型の建造物を建てることが得意だったんですかね、ゼネコンの政財癒着が当時から!!

エジプトのピラミッドも半分が都市開発などで破壊されていたとしたら「アホちゃうかエジプト人」と思われるでしょうけど、我ら日本人は多くの古墳を破壊しております、今もなお、ナウで現在進行形ですing。「アホちゃうか日本人」。

ちなみに、高さに関してはピラミッドの圧勝です。一応それぞれの大きさに関する詳細データを。

大仙古墳   長さ:840m 幅:654m 高さ:35.8m 

大ピラミッド 一辺の長さ:230m 高さ:138.7m

 

最大の古墳、『大仙古墳』。なんて習った?

さて、皆様はこの『大仙古墳』を学校の授業でどのように習ったでしょうか。年代や使用する教科書にもよると思いますが、おそらくは下の三つくらいに分けられるのではないでしょうか。

言葉そのままですが、それぞれの意味は。

 仁徳天皇陵古墳:仁徳天皇のお墓でっせ。

仁徳天皇陵古墳:仁徳天皇のお墓と昔から言われてまんねん。

大仙古墳:誰のお墓か正確に分からんから地名で呼んどこう。

てな感じでございます。

なんで「誰のか分からんねん!」と思う方もいらっしゃるかとは思いますが、1000年以上前の物と言うこともありますし、歴史書にも古墳を造った時のことは数文字程度しか書いてないのでございます、こんなデッカイもの造るくせに、あっさり!現代の私たちはスカイツリーくらいで大騒ぎしてるんですけどね。

さらに、どの古墳がどの天皇の陵墓であるかを調べたのが今から100年以上も前の江戸時代なこともあり、当時の考古学の水準なりに誠意を持って取り組んだのでしょうが、現代の考古学の見地からすると「いや、それはあり得へんわ」となってるものも多々あるのでございまする。そもそも、当時は発見すらされていなかった古墳もあるしね。そんな、江戸時代に『これは○○天皇の陵墓ね!』と判断されたものを基本的に現在の宮内庁も継承しており、学術的に「いや、ちゃいまっせ」となってる物も「いや、もう今更変えまへんで。今までの経緯や思いを大事にしまっせ」てなことになっております。なので、江戸時代には「これは天皇の陵墓ちゃうわ」と思われていたものが、現代では「これ天皇の陵墓やろ、発掘したろ!」となってるものもあります。良いんですかね宮内庁天皇の墓荒らしをさせて。

ちなみに、大仙古墳から出土した遺物と称するものが、アメリカのボストン美術館にあったりします。大英博物館にも、他の天皇陵の遺物とされるものがあったり…取り戻さなきゃ!

 

ではそろそろ本題の仁徳天皇のご紹介を

 しようと思ったところで、お墓の中に眠る仁徳天皇その人は後編にて。

ところで、先ほどもチラッと書きましたが、仁徳天皇の陵墓とされる大仙古墳の遺物らしきものが海外にあるのですが、なんとこれ、当時の県のトップ、現在で言う知事が関与しておると言う噂も。「え、大阪なのに県?」と思われるかもしれませんが、当時この付近は『堺県』と言う耳慣れぬ県だったのでございます。その範囲は、現在の奈良県と大阪南部(泉州)、大阪東部(河内)でした。やったね、当時の奈良在住民には海があった!そんなわけで、奈良県の社寺、正倉院の宝物の外部流出にもこのトップが関わっておるとかいう噂も。ここらへんは、個人的にまだ詳しく知らないので、また調べたら記事にするかもかも。

 

そんなわけで、仁徳天皇その人については一言も書かないカメノセタロウでした。

 

インドア人間的海水浴の楽しみ方 ~思い出ジャイアン大作戦~

暑中お見舞い申し上げます、みつまりです。

 

先日、海に行きました。

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これな


上の画像は私が浜辺で日光浴に興じている様子です。

これを友人ピーに送ったりSNSに載せたりしたところ、見て下さった方々から「死体かと思った」「リカちゃん人形のミニチュア海辺撮影みたい」「まっすぐ」「白」「棒」「串」と、進むにつれて雑になる伝言ゲームみたいな感想を頂戴いたしました(大体合ってる)。

この画像が醸し出す白い棒感は、長年にわたる夜行性・インドア気質・不摂生をコツコツと積み重ねた成果で御座います、継続は力なりとはまさにこの事ですね。

 

そんなアウトドアに不慣れで全く泳げない私が、アウトドアに不慣れで全く泳げない人と2人で海水浴に挑戦したシーズンインザサマー

海に行ったは良いものの海で何をすれば良いのか分からず、とりあえず浮き輪を購入するも泳げない私達の脳内を「沖合で浮き輪の空気が抜けた時それは死を意味する」というハイリスクな標語(自作)が占拠しまして、足の着く範囲内で微妙に足を浮かせて漂う→冒頭の白い棒になるを繰り返しつつ浜辺を眺めていたところ

若い子達が至る所で、自撮り棒?って言うんですかね?あの「知らない人にわざわざお願いしなくても、良い感じの距離でセルフ自撮りが出来る近未来な棒」を持って自撮りをしているのが無数に視界に入りまして

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これな

(ああ、あの人達は多分ここで撮った写真を今夜あたりインスタとかに上げたりするんだろうなー)なんて事を考えていたんですけれど、そこで私はふと気付いてしまったのです

 

「あれ?これってもしかして、どこの誰かも知らないあの人達の背景に映り込んだら、他人のSNSに紛れ込めるんじゃない?」と。

 

そんな事をして何になるのか何の得があるのかと聞かれれば、それはもう『ズームイン!!朝!』のお天気コーナーや『笑っていいとも!!』のオープニングや『とくダネ!』のあまたつさんのお天気コーナーの背景に映り込みたい人と完全に同じ心理ですとしか答えられません。

 

思い立ったが吉日、速やかにそれは実行されました。

 

題して

☆「お前の思い出は俺のもの、俺の思い出も俺のもの」思い出ジャイアン大作戦☆

手順は以下の通り

1.自撮り棒で自撮りしてる人達の遠まきをウロウロして他人の自撮りの背景にさり気なく見切れる

2.後日、インスタやツイッターにて行った海のハッシュタグサーチ

3.見切れている自分達を発見

他人のSNSの思い出が自分達の思い出に!!

私達はさり気なさに注意を払いながら浅瀬を右往左往し続けました。

 

とは言えですよ、最近の子ってすごいじゃないですか、自撮りする時って大体SNSに載せる事を意識してるでしょ。

山本さほさんも『岡崎に捧ぐ』の中で書いていらっしゃいましたけど、ネット上が「殺るか殺られるか」みたいに殺伐としていた時代を知る者としては、そんな場所に顔面を載せるなんて未だに信じられないというか・・・

でも、けきぺろ共同ブロガー高木よーへいくんも初回記事から顔面載せてたし、なんか分かんないけどそういう時代なんだろうなという感じで別に良いのですが、それの何が凄いって、意識的か無意識かは分かりませんが、皆さんもれなく撮影時には愚かな私達はおろか他人を一切映り込ませないように撮り方を工夫しているんですよね。

SNSに載せるのを前提にした撮影なので、後で加工するのは自分達の顔面だけで済むようにちゃんとうまい具合にアレしてるんですよ、いやホント最近の若い人の撮影技術まじですごいよ、何らかの職人芸ですよあれはもう。

 

ですので(ぱっと思いついたけど、そんな簡単に映れるもんでもないだろうなぁ・・・万が一映ってたとしても、何枚も撮ってる中でSNS用として厳選される一枚にその画像が使われる確率なんてめちゃくちゃ低いだろうなぁ・・・)なんて事を思いながら、適当に水遊びしつつウロウロしてました。

 

そして、数日後に面白半分期待半分でハッシュタグサーチした結果がこちらです

 

 

 

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映ってた

 

 

名も知らぬ彼女達の思い出が、間違いなく私達の思い出にもなった、とある夏の奇跡でした。

 

 

 

まだまだ暑い日が続きますのでくれぐれもご自愛ください。

以上です。

 

追伸:個人ブログ始めました。真面目なやつですが宜しければ覗いてやってください。

onorenomai.hatenablog.jp


人類はみんなMである。

僕をいじめないでください。カメノセタロウです。

 

いつも隙あらば主張していることですが、人類はみんなMの性質を持っている。つまり、マゾヒズムである。特に、肉体的、精神的、経済的なマゾである。

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はい、私はMです。

 

 「いやいや、俺はMちゃうし」とおっしゃる方もいらっしゃられるでしょうが、以下の言葉に同意をする部分はないだろうか。もし、これらの言葉に頷く部分があるとするなら、Mの素質があるはずです。

  • 努力は報われる。
  • 苦労は人を成長させる。
  • 成果を得るために努力や犠牲はつきものである。

これらの言葉には、そこはかとなくマゾの香りが漂っております。
何らかの見返りを得るために、精神的・肉体的・経済的な負荷を肯定・合理化し、受け入れる。マゾの香りがするだろう?ほぉら。マゾへと続く道が見える気がするだろう?Say yes.

もし、あなたが全くMの資質を有していなければ、以下の言葉の方がしっくりくるはずである。

  • 努力しなくても報われる。
  • 苦労しなくても人は成長する。
  • 成果を得るために努力や犠牲は必要ない。

ほら、このような言葉よりは先程のマゾチックな言葉の方がストンと胸に染み入る蝉の声だろ?説得力が違うだろ?そう、それはあなた自身が何らかの苦労や負荷を肯定的に受け入れる要素があるからなのである。つまり、マゾ。

人類の歴史を振り返れば、人類のマゾヒズム的性質を思い知ることができる。例えば、各地に伝わる人身御供の昔話などもそうだろう。橋を造るために人を川に沈めた、なんて話しは各地に残っているし、旧約聖書にも人を神の生贄に捧げたと読める個所もある。このような犠牲や負担を受け入れる人類のマゾチック性癖はなぜ生まれたのだろうか、皆様はどうお考えだろうか。普通に考えるならば、犠牲なんてやだぴょーん、少しでも楽して稼ぐ方がいいもーんと思うのが正常だと思うのだが。

カメノセタロウ的解釈

昔々、おばあさんは川へ洗濯へ、おじいさんは山へ芝刈りに行くよりはるか昔。まだ、人類が文明的な生活をなしていなかった頃。そのころは今よりもさらに不条理な生活をしておったはずです。人間同士の争いも公平には裁かれず、自然も人類に対し過酷で、些細な天候不順や病気が人の命を易々と奪い去っていったような時代。

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そのような時代、人類はその不条理に直面した時に受けるストレスを軽減するためにマゾヒズムに通じるような『負荷を肯定・合理化して受け入れる』性質を獲得したのではなかろうか。「このような苦難に遭うのは、私たちが神に対して怠けていたからだ。神に対し、誠実であれば神は恵みを垂れてくださるだろう」などと、何らかの理論を編み出し、自分たちが受けている苦難に理由付けをして受け入れる。知能を得た人類だからこそ、不条理をそのまま受け入れることができなかったのかもしれない。

不条理を何ら合理化せずに受け入れることができなければ、ストレス過多で精神的肉体的な負荷が強すぎたのかもしれない。合理化せずに受け入れるというのは「え、なんで?なんでなん。なんで雨降らへんの?え、なんで?なにしたら雨降ってくれるん?あ、『なにかしたら』って考えてる時点でM要素あるわ、あかんわ。え、じゃあなんで雨降らへんの?お米育たへんやん!雨降らさんかったらお供えもんしたらんぞ!」と言った感じになるのだろうか。これはこれで、その後に雨が降れば、『雨が降らなかった』と言う負荷・負担も含めて「良かった良かった」と合理化されそうな気もする。つまり、負荷を受け入れるM要素の育成に役立ってしまう気がする。

 

私が不思議に思うのは、このようなM気質と言うか、負荷・負担を負荷・負担と認識しつつ甘んじて受け入れ、何らかの成果の前提と位置付ける性質と言うものが、人類以外にはあまり見受けられないように感じることである。犬などは、その気質があるように感じることもあるが、ワンちゃんにインタビューしたことがないので、そこのところはまだ不明である。M的な性質は高度な知能を有する者にしか存在し得ないのだろうか。良かった、Mな人は高度な知能を有する人なんだね!

 

そんなことを考えながら、いずれ「人類はみんなSである」という記事を書こうと思っているカメノセタロウでした。