ケーキをペロペロする奴は大体友達

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ノーインターネットノーライフ 言うてますけど

続・実録!うちの台所(の食材)

どうも、パンをかじりながらネットを見ていて食べ終える頃にそのパンが腐っていた事に気付いたでお馴染みのみつまりです。

 

本日は、前回の記事『実録!うちの台所(の食材)』に引き続きまして、我が家の有形文化財をご紹介していきたいと思います、宜しくお願いいたします。

 

自宅紹介

前回の記事をご存じない方のために、一応参考としてリビングと寝室をご紹介させていただきます。「こんな感じの家に住んでいるのだな」と想像しながら以下の記事を読んでいただけますとより一層お楽しみいただけるかと思います。

リビング

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寝室

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上の画像からお分かりいただける通り、キャサリン・ゼタ・ジョーンズさんが取材を受ける際に使用されているであろうレベルのルーメン値を誇る間接照明がある寝室と、ホワイトハウスと段ボールハウスを足して2で割ったみたいなリビングにて、スローフードロハスな生活を営んでいるのが私みつまりでございます。

 

さて、世の中には世界三大珍味と呼ばれる食材が存在しているのは皆さんご承知かと存じます。

トリュフ・キャビア・フォアグラ

いずれも人工栽培・養殖・捕獲が難しいという理由により希少価値の高い食材です。

今からご紹介する食材は、恐らくそれらに匹敵するのではないかなと思います、それではご覧ください。

 

 

ヴィンテージ食材

一般的に出回っている率の高い物からご紹介して参ります。下に進むにつれて希少価値の高い物となっております。

 

 

『塩らーめん』未開封

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賞味期限:2014/11/28

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まあ、どこにでもあるやつです、もう少し熟成させる必要がありますね。

この画像を見て気付いたのですが、サッポロ一番って『サッポロ一番』という会社が作っている食品だと思っていたのですが、サンヨー食品さんだったのですね。

 

『こまき麩』開封済み

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賞味期限:2014/12/31

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晦日が期限の激レアアイテム

こまき麩デザインを手掛けた村上製麩株式会社さんにも現存していないのではないかと思われます。

 

 

『黄金天ぷら粉』開封済み

ジップロックに入れるという高度な保管技術が施されている一品です

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賞味期限:2013/01/04

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お正月三が日の翌日という所に風情を感じますね。 

 

『マカロニ』開封済み

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賞味期限:2013/11/11

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2011年だったら確変フィーバーですが、惜しくも13なので希少価値が若干下がります。

あとマカロニって茹でたら乾燥時の状態からは想像もつかない程巨大化しますよね。もしかしたらこの製品だけなのかも知れませんが、毎回(大体これくらいかな)と思ってお湯に投入した時に予想した大きさの5倍くらいになります。良い意味で裏切られるとはこういう事象を指すのかなと思います。

細心の注意を払いながらごく少量ずつ使用した結果、図らずもヴィンテージアイテムと化した逸品です。

 

『カットわかめ』開封済み

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 賞味期限:2014/12/07

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マカロニと並ぶこの世のものと思えない程巨大化する食材シリーズです、永遠に無くなりません。人類が滅びても地球が無くならない限りマカロニとカットわかめはこの宇宙(コスモ)に残り続けると思います。安心と信頼の省スペースデザインが魅力です。

 

『香辛料シリーズ』開封済み

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賞味期限

ガラムマサラ2011/7/7

レッドペパー:2011/6/16

シナモン:2012/2/1

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賞味期限から推測するに、およそ7〜8年前にカレールーではない本格カレーを作ったらしい事が伺えます。

 

『蟹酢』開封済み

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賞味期限:2011/10/21

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お正月にしか蟹を食べない少人数家庭の蟹酢は大体こんな感じになります。少数家族の蟹酢あるあるですね。

核家族化が進む日本では今後、この様な蟹酢の量産が予想される為ヴィンテージ蟹酢の全体の価格下落が予想されますが、こちらは一応2010年代前期の物ですので、東京オリンピックが開催される頃にはヴィン蟹酢の先駆けとして多少は希少価値が上がるかと思います。ってここまで自分で書いといて何なんですけど私はさっきからいったい何を言っているんでしょうね?

 

『山椒』開封済み

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賞味期限:2009/12/17

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さて、とうとう来ました21世紀一桁シリーズでございます。

これを所有する人物は、かつて鰻らしき物を食す程裕福だった事が推測出来ますね。

私の自宅が長年の時を経て遺跡になり、数千年後位にこれが発掘された時「ここには上流階級の人が住んでいたらしい」という謎の史実が記録される事でしょう。

 

『鷹の爪』開封済み

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賞味期限:2009/10/23

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 魔除けにもなるやつです。

 

さて、我が家の有形文化財を数々ご紹介してまいりましたが如何でしたでしょうか。

「こんなに希少価値の高いものを公開して、目が眩んだ悪い人に空き巣に入られたらどうしよう」という不安を乗り越え無事にこの記事を書き上げる事が出来た今、私は達成感に満ち溢れています。

ちなみに今までご紹介した食材は、もちろん食す事も可能ですし現在も実際に食べております。

これは「飽食の時代」という言葉すら殆どの人が忘れ、無添加だ無農薬だ有機栽培だデトックスロハスだのに走り、食中毒が起きれば取扱い会社を一斉に叩き潰し、外食産業はもはや食事の質よりも衛生管理アピールにお金と時間を費やさなければならなくなった結果、ファストフード店やコンビニは数分単位で期限が切れている食品をゴミ箱に躊躇いなく廃棄し、消費者はそれを見て満足するというこの異常な現代に対するアンチテーゼでもあります。

という最もらしい事を今思い付きでサラッと書いてみましたがそういう訳では一切ございません。なんか気付いたらこんな風になってただけです。


有形文化財でもあり思い出の品でもあるこちらのヴィンテージアイテムは今後も大切に保管しておきたいと考えておりますので、私が死んだ際にこれらを引き継いで下さる方を募集しています。

レアアイテムだからってヤフオクとかで売っちゃダメだからね!!!

 

とにかく、ここまで読んでくださった方、お付き合いくださいまして有難うございました。

 

最後まで読んで下さった貴方に感謝の気持ちを込めて・・・・

僭越ではございますが、自宅の中でおそらく1番希少価値の高いものをご紹介して終わりたいと思います。

 

 

 

 

『鷹の爪』開封済み

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賞味期限:2005/10/19

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 ちょうど干支ひとまわりですね、縁起もおあともよろしいようで。

 

 

 

以上です。

結婚とは何でしょうか。

結婚も離婚もしたことのないカメノセタロウです、こんばんは。

私もそろそろ良い歳で良い性格で良い外面であることを希望しておるので、よく他人から「結婚せえへんの?」と問われるのですが、はて。『結婚』とはなんでしょうか、これ。

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私にはどうも、この『結婚』『婚姻』と呼ばれている存在、システムが非常に理解しにくい物なのです。敢えて言うならば、人の実情に即したものではない、非合理なものだ、と思うのです。なんでこんな摩訶不思議なものが21世紀にも存続しとるんですかね。以下、結婚を法律上の婚姻関係を示す言葉として話しを進めます。

 

結婚とは何じゃらほい。

かつて、子供はコウノトリが運んでくると信じていた頃の私は、「愛し合う二人が結婚するんだなぁ」と思っておりました。もちろん今でもコウノトリが子供を運んでくると信じていますが、『結婚』と『愛』は基本的に無関係だと思うようになりました。だって、法律のどこにもそんなこと書いてないんですもん。

婚姻は両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

日本国憲法二十四条

ところで、私の知り合いが外国の方と結婚をしたのですが、その際の提出書類の中に『お二人が仲良しである証拠写真を提出してね』ってものがあったのです。端的に言うと『二人が恋愛関係にある証拠を出せ、日本国籍取得のための偽装結婚やあるまいな?』ってことなのでしょうけど、これおかしくね?

日本人同士が結婚をして、婚姻届けを役所に提出する時、『二人が恋愛関係にある証拠』の提出は求められません。しかし、外国籍の人間と結婚をした際には『二人が恋愛関係にある証拠』の提出を求められる。なんですかねこれ。私にはすごく不思議に感じることでした。

「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立」するのであれば、『日本国籍取得のために両性が合意し婚姻』や『扶養控除を受けやすくするために両性が合意し婚姻』と言うのがあっても良いはずです。ですが、そのような理由により結婚したとすれば、「それは『結婚』とはなんか違う」と思う人も多いように思われます。なんなのでしょう、結婚って。

愛する二人が結婚するのなら。なぜ。

結婚はお互いを愛する者がするものだ。と仮定するとするならば、現在の婚姻制度はおかしいことになります。

結婚がお互いを愛する者がするものならば、以下のような結婚も認めなければなりません。

  • 愛し合う同性同士の結婚。
  • 愛し合う親子、兄弟等近親者の結婚。
  • 愛し合う小学生同士の結婚。
  • 愛し合うAさん、Bさん、Cさんの間の三つの結婚。

ですが、現在の日本ではこのような結婚は認められておりません。愛する者同士が結婚したいなら、これも認めればいいじゃなーい。なぜ、公権力がこのような愛の在り方で結婚することを禁止するのですかー。

 

結婚はおそらく、経済的・性的な契約である。

民法にはこう書いてあります。

男は、十八歳に、女は、十六歳にならなければ、婚姻をすることができない。[民法731条]

配偶者のある者は、重ねて婚姻をすることができない。[民法732条]

夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。[民法752条]

夫婦は、その資産、収入その他一切の事情を考慮して、婚姻から生ずる費用を分担する。[民法760条]

前半部分は、結婚が配偶者を性的に独占できる権利に関わっている条文かと思われます。不貞行為、つまり不倫などが離婚事由になるのでも明らかですが、結婚と性は切っても切れない関係にあります。

また、後半部分は結婚における経済的な義務・権利に関する部分かと思われます。結婚に関して経済的な分野で関わってくる法律は他にも多くあります。

 

結婚は『簡単!お任せ!コミコミパック』である。

また、結婚に伴い性的・経済的なもの以外に、「姓」や「子」に関することも法律に拘束される部分が出てきます。

結婚『簡単!お任せ!コミコミパック』の大まかな内容。

  • 姓はどちらかのものに統一される。
  • 婚姻中に産まれた子は、自動的に男性配偶者の子になる。
  • お互いに扶助の義務を負う。
  • お互いの性的自由は制限される。
  • 同居しなければならない。
  • 等々

結婚すると、これらが漏れなく自動的についてきます。で、私は思うのです。

「この内容、お互いの考え方や在り方に合ったものを選びたいやん。こんなコミコミパック、気に入らんもん中にあるわ。なんやねんこの、スマホ買ったら無駄に付いて来るわけ分からんサービスみたいなん」

 

個人的には、人間の内心に関することに、公権力が関わってくるな、との思いが強いので、そもそもの「婚姻関係」を公権力が管理する必要性ってあるの?とすら思う私なのですが、どうでしょうか。家族、家庭と言うものが社会の基盤の一つであることは確かですが、その在り方は個々人が決めることであり、その在り方によって、受けられる行政サービスの質や内容が異なることには、違和感を感じてしまうのです。

 

そんなカメノセタロウは今日も「結婚?愛し合う人がするものなら、同性婚や重婚が認められたらワシもするわ。子供を作り育てるためにするものであるなら、不妊の人は結婚したらあかんねんよなぁ?結婚せんでも子供は産み育てられるからエエワ」などと言いつつ場をシラケさせるのでありました。

実録!うちの台所(の食材)

どうも、家庭的の代名詞みつまりです。

 

みなさん!視聴率、支持率、得票数、アクセス数興行収入売り上げ枚数再生回数観客動員数、みんないつまでそんな数字に振り回されてるんですか?常識に左右されててどうするのですか 。

人の意見に惑わされないでください「普通」の言葉に安心しないでください私のお墓の前で泣かないでください自分の目で耳で心で五感で真実を見極めろ己の直感を信じろっていうか味覚を信じろ!

あ、賞味期限の話です。

ロハス無添加?無農薬?そんなの知らねえ「賞味期限が切れても永遠にカビないヤマザキパン」最強伝説だろうが!

あ、あくまで個人の感想です。

あとデトックスとボトックスって字面似すぎててややこしいですよね。

という事で、今回も大変良い感じに意味不明な前フリが終了して満足いたしましたので、表題の通りうちの台所(の食材)をご紹介させていただきます。

 

その前に自宅紹介

食材をご紹介する前に、うちの自宅がどんな雰囲気なのか参考までに少し掲載させていただきます。「こんな感じの家に住んでいるのだな」と想像しながら以下の記事を読んでいただけますとより一層お楽しみいただけるかと思います。

リビング

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狭いながらも白で統一されており、空間を広く見せる工夫がなされていますね、シンプルイズベストとはこのような事を表すのかも知れません。

天井にある照明は以前一緒に住んでいた人から譲り受けたものです。おそらく高級品です。南青山や西麻布に住んでいる人とかも使っているやつだと思います。この照明があるだけで部屋の家賃が実際の額より2桁くらい上がった気になります。

 

寝室

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普段は大体ここにいます、間接照明が尋常ならざる光を放っていて本体が全く見えません。 このルーメン値はおそらくperfumeのライブなどにも使用されているレベルだと思います。

 

という事で、perfumeのライブに使用されていそうな間接照明と、南青山や西麻布に住んでいる人とかも使っていそうなメイン照明に照らされて単身生活している家庭的の代名詞みつまりの食材事情をご紹介していきたいと思います。

 

 

割と最近のものシリーズ

自宅に保管してあるものの中で比較的新しいものからご紹介していきます。

 

メープルシロップ』オシャレな食材です。

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賞味期限:2015/02/17

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未開封でオシャレなのでインテリアとしても使用できます。

 

『素麺』夏の定番ですね。

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賞味期限:2016/5/20

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割と新しいものであり未開封なので和風の部屋のインテリアにいかがですか。

 

『うどん』開封済みのようです

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賞味期限:2015/5(日にち不明)

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「今年の夏こそ食べよう」と思って数年が経った模様です。

 

『パン粉』開封済みのようです

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賞味期限:2015/11/11

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ぞろ目がラッキー感を醸し出していますね。

 

『焼き海苔』開封済みのようです、半分に切って使用した形跡があります、何に使用したのかは全く思い出せません。

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賞味期限:2015/11/08

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前出のうどんと同様にマスキングテープで封をしている所が今風ですね、女子力の高さが伺えます。

 

味ぽん』開封済み

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賞味期限:2015/1/28

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残量がたったこれだけなのに、賞味期限が2年以上切れてもなお保管しているというところに味ぽんを感じます。メルカリで売る際には「残量は画像をご確認ください」と書く必要がありそうです。

 

『ちょっとよくわからない昆布らしきもの』

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ジップロックに移し替えるという高等技術を用いているため賞味期限が不明ですが、こちらの土地に越してきた時(今からちょうど10年前)からあるものです。物持ちの良さから家庭的感がにじみ出ていますね。

 

いかがでしたでしょうか

今回は割と最近のものシリーズをご紹介させていただきましたが、まだまだご紹介し足りないので続きは次回とさせていただきます。

ご高覧いただきありがとうございました。

 

 

以上です。

神話・伝説・神様にツッコミ ~初代天皇編~ 執拗なお兄様dis

こんばんは、初代カメノセタロウです。暑い夏、クーラーも扇風機も無い部屋で、今宵も元気に悶えてます。「今年こそエアコン買うぞ!」と思いはじめてから、早五年以上経過しました。平安時代とか、夏はどうしてたんでしょうねホンマに。

 

ところで、現在の天皇は初代から数えて125代目なのですが、他の君主制の国は何代目なのかと少し調べてみました。

イギリス:4代目(1910年~)(ウィンザー朝として)

オランダ:7代目(1815年~)

ローマ教皇:266代目(???~)

いずれ、ローマ教皇ネタもしたいと思っております。

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金色の鳥が飛んできて戦に勝つシーン。金色ちゃうやん!!

さて、皆さんは初代天皇のことをご存知でしょうか。私の学生時代は学校で教えてくれなかったのですが、今ではどないなもんでしょか。今から2600年前、奈良県の橿原で初代天皇が即位しました。その名は『神武』。2600年前言うたら縄文時代やないか!とツッコミながら、初代天皇とその周辺のお兄さんdisのお話をしてゆきましょう。初代の天皇とかあんま話し知らんなぁ、って人もご存知のアノ人も出てくるよ!

 

日本神話は、『天地創造的な話し』『天界でのなんやかんや』『下界の平定(出雲神話)』『天界から宮崎県へ降臨(天孫降臨)』『九州から奈良県へ!初代天皇即位!』てな感じに話しが進みますが、初代天皇のおじいさんのお話しからしてゆきます。

お兄さんは意地悪だ by山幸彦

昔々、あるところに兄弟がおりました。お兄さんは釣りが上手で、海幸彦と呼ばれ、弟は猟が得意で山幸彦と呼ばれておりました。とある日、兄弟はお互いの道具を交換し、兄は山へ、弟は海でそれぞれ獲物を狙いました。

海幸彦(兄)「ムキー!!収穫なしやわ、やっぱ慣れへんことはするもんちゃうな、あかんわ。弟よ、釣り具返して、もうこんなん辞めやわ」

山幸彦(弟)(ぼ、ぼく、釣り具無くしちゃったんだな)

海幸彦(兄)「なんやねんお前、はよ返せや!!」

山幸彦(弟)(無くしたもんは無いんだな。自作した釣り具を渡しておくんだな)

海幸彦(兄)「いや、これ俺が貸したのちゃうやん、俺が貸したの返せや。海の底まで探してこんかい!!!」

 

そして始まる山幸彦の大冒険。海の神様との出会いあり、その娘との結婚あり、釣り道具も見事探し出して兄のもとへと帰ってきました。

 

海幸彦(兄)「お前帰ってくるの遅いわ、あれから三年以上たっとるやんけ!!」

山幸彦(弟)「う、海の神様が教えてくれた呪文を使いながら釣り具を返すんだな!」

海幸彦(兄)「ぎゃー、これからは貴方を楽しませるピエロになるんで許しておくれなまし!」

山幸彦(弟)「や、やったんだな。そいえば、海でゲットした奥さんがそろそろ出産なんだな」

海神の娘「そろそろ子供生まれるけど、出産シーンは見ないでね。出産時に旦那が立ち会う習慣はこの神話の時代にはまだないのよ(はぁと」

山幸彦(弟)「そ、そうは言われたけど見るんだな」

なんとそこには龍(サメ)の出産姿が!

海神の娘「あんたなんやねん!!見るな言うのに見てからに!!!もうあかんわ、実家に帰らさせて貰うわ。子供は置いていくで、あんたが育てや!!名前は私が決めとくわ、ウガヤね!」

てなことでメデタシメデタシ、初代天皇のお父さん『ウガヤ』が産まれました。初代天皇のお父さんは、サメと山の神様のハーフだったんですね、どんな姿だったのか記述の無いのが惜しいところ。人面魚なのかしら、もしくは魚面人なのかしら。

それにしても、お兄さんがdisられて排除されてますが、なぜなんでしょうね。釣り具無くすウッカリ弟disの話しにしても良いし、兄弟の話しじゃなくて神様と他のなんかの話しにしても良いのに。兄を貶める話し、これは何か意図を感じますね!ムムム!

 

初代天皇とその兄弟の巻 お兄さんはやっぱり排除

さて、サメを母に持つウガヤ君は、母の妹を妻に娶り、4人の息子を持ちます。あんたのお父さんの覗き見のことで海の神様に嫌われてなかったんですかね。そして、海の血濃すぎませんかね。

ウガヤ「よっしゃ、俺の後継者は15歳になった四男のイワレヒコな!」

問答無用で、いきなりお兄さんたち面目丸つぶれ。

それから30年が経ちました。

イワレヒコ「俺たちの先祖が宮崎県に降臨してから約180万年、父祖の代々の善政はまだこの国土全てに行き渡ってない!そや、この国の中心地へ行って善政を広めようやないか!」

聖書では、年齢500歳越えの人とか頻繁に出てきましたが、日本神話ではなんとぶっ飛びの万年単位。このイワレヒコで、天界から地上へ降臨して四代目なので、先祖三人の一代当たりの年数は60万年。これには500歳越えて息子に犯されたピチピチのノアも苦笑い。

cake-peropero.hatenablog.com

ちなみに、「善政をした」と書いておりますが、ここまで日本書紀古事記などの日本神話の記述には「政治をした」「具体的な統治活動」はまったく書いておりません。政治をしていないのに善政とはいったい・・・。魚釣ったりするのが政治なんですかね。

 そんなこんなで、軍隊をそろえ、兄たちとともに九州から瀬戸内海を東へ向けて出発!そして、岡山県を通過中、亀の甲羅に乗った変な人を見かけます。

イワレヒコ「誰お前」

カメノセ「あんたらが天孫降臨する以前からこの国におった神様やで」

イワレヒコ「海の道知っとるか?知っとるなら道案内せえ」

カメノセ「へえ、承知おま」

なんで亀の背に乗っているのか聞かない後の初代天皇超クール。普通、亀の背中乗ってるやつ見かけたら道なんて聞かず写真撮るわ。ってかお前、浦島太郎やろ!!!登場する物語間違えてんぞお前!!なお、このお話しは『古事記』にのみ書かれており、『日本書紀』には書かれておりません。

そんなこんなで、大阪に上陸。奈良へ向かって攻め込みます。ここからは『日本書紀』をベースに話を書いてゆきます。もちろん、日本書紀天皇を称えるために書いたものだから、なんなく奈良を平定しますよね!!!初代天皇は強かった~完~

イワレヒコ「あかんわ、かなんわ、奈良県王寺町付近まで来たけど、道険しいわ。いったん引き返して生駒から奈良に入るわ」

・・・。

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なんでそこであきらめるんだ!!もう奈良県やん、なんで大阪に戻るの!!

 まあ、自然には勝てないよね神の子でも。仕方ないよね。

イワレヒコ「あ、敵の軍勢やわ」

日本書紀天皇の正当性を訴える!後に初代天皇となる人の戦い、ここは絶対に負けられない!初代天皇は強かった!

イワレヒコ「あかんわ、敵強いわ負けたわ。逃げるで、すたこらさっさのさー。大阪からやなくて、和歌山に回って、南から奈良へ入るで」

・・・・。

兄1「ついでにワシは負傷してもうた」

イワレヒコ「なにやってんのあんた」

いや、あんたらなにやってんの。神話やったら華々しく勝って、清く正しく美しく強くあらんかい!!!なんで神様が神様ちゃうのに負けとんの!!!

兄1「あ、こらあかんわ。思ったより深手やわ。ほなお先に」

兄1戦死!しかし、まだ兄が2人残されている!

兄2「大阪の泉州越えてようやく和歌山へは来たけど、波が良くなくてなんか船が進まんなぁ。ほなお先に」海へブクブクブク。

兄2の唐突な死亡。しかし、まだお兄さんが一人残され・・・

兄3「ホンマやなぁ。俺らの母さん海の神様やのに、なんでこんなことに。ほな」海へブクブクブク。

なんなんですかね、なんなんですかね。この「今後の物語の都合上邪魔だから、とりあえず存在をここで消しておいた」的な短絡的な排除の仕方は。お兄さんたち、あまりにも可哀想ですがな。どうせ殺すなら殺し方ってもんがあるでしょうがあの名作タッチを見習って欲しいですね。

 

敵の兄も排除しよう

いろんな不幸もあったけど、イワレヒコは和歌山県から奈良県へ山の中を元気に進軍。奈良の宇陀と言うところを過ぎたところで、とある兄弟に出会います。兄の兄猾(エウカシ)、弟の弟猾(オウカシ)。また出てきましたね、兄弟。ここまでの流れから、なんとなくもう予感がしますね、はい。何の予感でしょうね、これは、はい。

弟猾「ははー、天孫さまに従い申し上げまするー」

兄猾「なにが天界から来た神の子や!罠を仕掛けたろ!」

兄猾は自分の仕掛けた罠に自分ではまり、お亡くなりあそばしましたとさ。

 

さて、そのように戦いを続けながら、奈良の中心部へと突き進むと、今度は兄磯城(エシキ)と弟磯城(オトシキ)が・・・。あ、もう結果がわかるって?なぜかなぁ。貴方は超能力者ですか?ムムム!とりあえず、「兄」が付くものは悪者にしておけば良いという風潮、何ですかねコレ!個人的な考えでは、兄を抜かして弟が皇位を継承した時などに、過去の伝説をちょいちょいといじって、兄ではなく弟が皇位を継承する正当性を確保しようとしたとかそんなところなんですかね。ちなみに、この神武天皇周辺以外のところでは、こんな兄disは無いんですよね。色々妄想がはかどるところです。

 

初代天皇即位、その前に

さてこの後、奈良を平定して、奈良県の橿原で初代の天皇に即位し、神武天皇となるイワレヒコですが、その前にちょっと不思議なお話しが。

 

奈良土着の勢力「なんなん?なんなんいったい!!もう勘弁してえや。あんたら天神の子って言うけど、なんなん?昔々に天神の子がここらへんにも降臨して、俺らはその人の配下になってるんやけど、どっちが正しいんよ!天神の子は二人おるんか?どっちか偽者やろ!天神の子言うて人の土地取ろうとするアンタ偽者ちゃうんか!!」

日本書紀天皇の正当性を主張する物。ほら、ズバーンともう一人の自称天神の子を論破してくれるはず!!!

イワレヒコ「あ、それもホンマモンの天神の子やわ」

 

????

ええんですかね、日本書紀日本書紀古事記を読む前は「天皇やその神の一族が清く正しく美しく力強く正当に存在する根拠となる本や!」とか思ってたんですが、読み進めていくと「ええんか?こんなふうに書いて。当時の編集長誰や!ワシやったらもっとうまいこと隠して書くのに!」とか思ったりしたものです。

ちなみに、この時に出てきたもう一方の天神の子は物部氏の先祖と言うことになっております。教科書にも出てくる物部氏、皆さんご記憶にありますかね?仏教を受け入れるかどうかで争った蘇我氏物部氏のとこで出てくる一族ですね。その時の争いで失脚する物部氏ですが、日本書紀の神話が形成された時代には、天皇家と同じく天神の子だと言われるほどの勢力があったということでしょうか。

 

この物部氏は軍事をつかさどる一族で、その神社は奈良県石上神宮なのですが、こじんまりとした境内にきれいな鶏がおり、私の好きな神社の一つでもあります。また、ここでは、神武天皇和歌山県を通過中にゲットしたとされる剣が出土しておったり、朝鮮半島の古代国家、百済から献上されたと日本書紀に記述のある異形の刀、『七支刀』が現存しており、時々公開しておったりします。

 

と、最後に奈良の観光をアピールしながら、暑い夜を過ごすカメノセタロウでした。

 

 あ、ちなみにこの神武天皇には3人の皇子がおりまして、一番下の弟が・・・。え、お兄さん2人の運命がわかるって?おかしいなあ、まだ何も言ってないのに・・・。

 

『自己満足ブログはオナニー』説を論破する

こんばんは、みつまりです。 

本日も無益記事を量産するべくこちらに参上した次第です、宜しくお願い致します。

 

さて、こちらのけきぺろブログを開設してなんと3ヶ月が経ち、よくこんなに続いたものだなと我ながら感心しております。

そんなこんなで3ヶ月も続けておりますとえらいもんで自己満足度120%でお届けしているみつまり記事の、あまりの内容の無さに

「完全にオナニーですね。」

ブロガー冥利に尽きるお言葉を賜る事がありまして(ああ、ブログを始めて良かったな)と実感している今日この頃でございます。

 

 

ネットスラング的『オナニー』の解説

この表現をご存知無いかたの為にご説明いたしますと

「誰にも求められていないという空気を読めず、あたかも誰かの為になっている(もしくは面白いと思っている)かの様な気になって何かを行うも、周囲から見ればそれは完全に自己満足にしか見えない」

といった様子を端的に批判する際の表現として用いられる言葉です。(オナニーについて「スラングじゃない本当の意味はなあに?」という方は、各自で調べてください。 )

多分ですけど、ネットが普及する以前に口頭でそんな批判の仕方をしている人を見た事が無いので、おそらくネットスラングに該当するのかなと思うのですが、ブログというよりも、主にテレビの内容(最近ではユーチューバーなど)を批判する時に、多く用いられているのを見かけます。

わたくしの密かに敬愛する松本人志さんのコント等がネットで批判されている時にも頻繁に見かけた記憶があります。

これはただの想像ですが、本当は何かを発信したいと思ってはいるけど、この様な批判を受ける事を恐れてブログや各SNSなどで自己表現を控える人って意外と少なくないのではないでしょうか。

実名公開という暗黙ルールがあるFacebookにて流れてくる画像に「大人数でパーティとかBBQしてる無難な光景」が多いのは、前述した事が理由ではないかなと思っています。

あとこれを書いていてふと思い出したので、2015年のクリスマスイブに私がSNSに載せたクリスマスイブディナーの画像貼っときますね。

 

 

 

本題『自己満足ブログ=オナニー』ですか?

そして本題でございます。

自己満足の記事を「オナニー」と揶揄するかたに問いたいのですが

ブログって本当に「オナニー」だと思いますか?

いま一度、よく考えてみてください。

下ネタ的な、しかもかなり直接的で耳障りが独特な言葉に惑わされて本質を見誤っていませんか?

さっき適当にぼかしましたけど、多分オナニーの本当の意味って所謂ひとりHの事ですよね? 

自己満ブログはオナニー説を説く人...あなたです...あなた、私の声が聞こえますか....どうですか....いま一度よく考えてみてください...

ひとりHは基本人に見せないですよね、というかオナニーを不特定多数の人に見せた時点でそれは別の事案になりますよね。要するに『オナニーでは無くなりますよね?』 

オナニーは『不特定多数の人に見せず、一人で行う』のがオナニーです。例えばまあ...見せあいっことかありますけどそれは『見せあいっこ』というプレイです。オナニーではありません。

 

それとも旧約聖書に基づき『生殖を目的としない射精行為=オナニー』であると論じますか

オナニー (Onanie) の語源は、『旧約聖書』「創世記」中の記述に由来する。

「創世記」38章にオナンという名の男が登場する。彼は兄エルが早死にしたため、その代わりに子孫を残すべく兄嫁タマルと結婚させられた(逆縁結婚)。しかしオナンは兄のために子を残すことを嫌い、性交時は精液を膣の中に放出せず、寸前で陰茎を抜き精液を地に漏らして避妊をしようとした[8]。しかしこの行為は主の意志に反するものとされ、オナンは主によって命を絶たれた[9]。オナンがおこなったのは膣外射精であるが、語義が転じて生殖を目的としない射精行為としてオナニーという言葉が使われるようになった。これは自慰それ自体が罪だとされたのではないという見方もある。
オナンが兄のために子を残すことを拒否したのは、兄嫁に子ができてしまうと、父の遺産がその子のものになってしまうためであった。兄嫁に子ができなければ、遺産は次男であるオナンのものとなるはずだった。一般には「血統維持」を強調した物語と理解されている。

これを語源とするならば、もはや何が何だか分かりませんが

「オナニー≒膣外射精≒他者との相互関係」
となり、完全に「揶揄としてのオナニー」が消滅しますね。

 

翻りまして、ブログって不特定多数の人に見せますよね?

実際に見てもらえてるかは別として、積極的に公開してる訳ですよね?

揶揄として用いられているオナニーは『1人で完結して満足感を得る』行為の事ですよね?

繰り返しになりますが、内容がどんなに自己満足でもブログの目的は『公の場に発信し、見てもらう』行為ですよね?

 

という事は、ブログってオナニーじゃ無くないですか?

 

 

 

そう・・・違うんです。

 

 

 

では、一体何だと思いますか?

 

 

 

 

 結論

ブログは自分の書いた自己満足の記事を「公開する」のだから、どっちかと言うと『露出狂』です。

ていうかどっちかと言わなくても完全に露出狂です。

上記の事を踏まえると、オナニー行為自慰行為マスターベーションを揶揄として用いられて然るべきは『手帳やスマホやメモ帳などの誰にも見られない物にポエムとか日記を書く』行為の事です。

少なくとも私は自分のブログをオナニーだとは思いませんが『露出狂だな』という自覚はあります。

 

 

 

 

異論のある方は、あなたの持論で是非とも私を納得させてください。

 

 

 

 

文字ばかりの記事になってしまったので、最後に母親から「桜です」というメッセージとともに送られてきた「桜らしき画像」にてお別れのご挨拶と代えさせていただきます。

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現代でこのドット感は逆にすごい。

 

 

 

では、只今より賢者タイムに入りますのでこれにて失礼いたします。

 

 


以上です。