続・実録!うちの台所(の食材)
どうも、パンをかじりながらネットを見ていて食べ終える頃にそのパンが腐っていた事に気付いたでお馴染みのみつまりです。
本日は、前回の記事『実録!うちの台所(の食材)』に引き続きまして、我が家の有形文化財をご紹介していきたいと思います、宜しくお願いいたします。
自宅紹介
前回の記事をご存じない方のために、一応参考としてリビングと寝室をご紹介させていただきます。「こんな感じの家に住んでいるのだな」と想像しながら以下の記事を読んでいただけますとより一層お楽しみいただけるかと思います。
リビング
寝室
上の画像からお分かりいただける通り、キャサリン・ゼタ・ジョーンズさんが取材を受ける際に使用されているであろうレベルのルーメン値を誇る間接照明がある寝室と、ホワイトハウスと段ボールハウスを足して2で割ったみたいなリビングにて、スローフードでロハスな生活を営んでいるのが私みつまりでございます。
さて、世の中には『世界三大珍味』と呼ばれる食材が存在しているのは皆さんご承知かと存じます。
トリュフ・キャビア・フォアグラ
いずれも人工栽培・養殖・捕獲が難しいという理由により希少価値の高い食材です。
今からご紹介する食材は、恐らくそれらに匹敵するのではないかなと思います、それではご覧ください。
ヴィンテージ食材
一般的に出回っている率の高い物からご紹介して参ります。下に進むにつれて希少価値の高い物となっております。
『塩らーめん』未開封
賞味期限:2014/11/28
まあ、どこにでもあるやつです、もう少し熟成させる必要がありますね。
この画像を見て気付いたのですが、サッポロ一番って『サッポロ一番』という会社が作っている食品だと思っていたのですが、サンヨー食品さんだったのですね。
『こまき麩』開封済み
賞味期限:2014/12/31
大晦日が期限の激レアアイテム
こまき麩デザインを手掛けた村上製麩株式会社さんにも現存していないのではないかと思われます。
『黄金天ぷら粉』開封済み
ジップロックに入れるという高度な保管技術が施されている一品です
賞味期限:2013/01/04
お正月三が日の翌日という所に風情を感じますね。
『マカロニ』開封済み
賞味期限:2013/11/11
2011年だったら確変フィーバーですが、惜しくも13なので希少価値が若干下がります。
あとマカロニって茹でたら乾燥時の状態からは想像もつかない程巨大化しますよね。もしかしたらこの製品だけなのかも知れませんが、毎回(大体これくらいかな)と思ってお湯に投入した時に予想した大きさの5倍くらいになります。良い意味で裏切られるとはこういう事象を指すのかなと思います。
細心の注意を払いながらごく少量ずつ使用した結果、図らずもヴィンテージアイテムと化した逸品です。
『カットわかめ』開封済み
賞味期限:2014/12/07
マカロニと並ぶこの世のものと思えない程巨大化する食材シリーズです、永遠に無くなりません。人類が滅びても地球が無くならない限りマカロニとカットわかめはこの宇宙(コスモ)に残り続けると思います。安心と信頼の省スペースデザインが魅力です。
『香辛料シリーズ』開封済み
賞味期限
ガラムマサラ:2011/7/7
レッドペパー:2011/6/16
シナモン:2012/2/1
賞味期限から推測するに、およそ7〜8年前にカレールーではない本格カレーを作ったらしい事が伺えます。
『蟹酢』開封済み
賞味期限:2011/10/21
お正月にしか蟹を食べない少人数家庭の蟹酢は大体こんな感じになります。少数家族の蟹酢あるあるですね。
核家族化が進む日本では今後、この様な蟹酢の量産が予想される為ヴィンテージ蟹酢の全体の価格下落が予想されますが、こちらは一応2010年代前期の物ですので、東京オリンピックが開催される頃にはヴィン蟹酢の先駆けとして多少は希少価値が上がるかと思います。ってここまで自分で書いといて何なんですけど私はさっきからいったい何を言っているんでしょうね?
『山椒』開封済み
賞味期限:2009/12/17
さて、とうとう来ました21世紀一桁シリーズでございます。
これを所有する人物は、かつて鰻らしき物を食す程裕福だった事が推測出来ますね。
私の自宅が長年の時を経て遺跡になり、数千年後位にこれが発掘された時「ここには上流階級の人が住んでいたらしい」という謎の史実が記録される事でしょう。
『鷹の爪』開封済み
賞味期限:2009/10/23
魔除けにもなるやつです。
さて、我が家の有形文化財を数々ご紹介してまいりましたが如何でしたでしょうか。
「こんなに希少価値の高いものを公開して、目が眩んだ悪い人に空き巣に入られたらどうしよう」という不安を乗り越え無事にこの記事を書き上げる事が出来た今、私は達成感に満ち溢れています。
ちなみに今までご紹介した食材は、もちろん食す事も可能ですし現在も実際に食べております。
これは「飽食の時代」という言葉すら殆どの人が忘れ、無添加だ無農薬だ有機栽培だデトックスだロハスだのに走り、食中毒が起きれば取扱い会社を一斉に叩き潰し、外食産業はもはや食事の質よりも衛生管理アピールにお金と時間を費やさなければならなくなった結果、ファストフード店やコンビニは数分単位で期限が切れている食品をゴミ箱に躊躇いなく廃棄し、消費者はそれを見て満足するというこの異常な現代に対するアンチテーゼでもあります。
という最もらしい事を今思い付きでサラッと書いてみましたがそういう訳では一切ございません。なんか気付いたらこんな風になってただけです。
有形文化財でもあり思い出の品でもあるこちらのヴィンテージアイテムは今後も大切に保管しておきたいと考えておりますので、私が死んだ際にこれらを引き継いで下さる方を募集しています。
レアアイテムだからってヤフオクとかで売っちゃダメだからね!!!
とにかく、ここまで読んでくださった方、お付き合いくださいまして有難うございました。
最後まで読んで下さった貴方に感謝の気持ちを込めて・・・・
僭越ではございますが、自宅の中でおそらく1番希少価値の高いものをご紹介して終わりたいと思います。
『鷹の爪』開封済み
賞味期限:2005/10/19
ちょうど干支ひとまわりですね、縁起もおあともよろしいようで。
以上です。