椎名林檎『丸の内サディスティック』を紐解く回 ~1番のサビまで~
あけましておめでとうございます、みつまりです
今年も残すところあと10ヶ月となりました、1年はあっという間ですね
そういう訳で2019年の初投稿です
さて、椎名林檎さんの楽曲
『丸の内サディスティック』
皆さんご存知でしょうか?
1998年に発売された『歌舞伎町の女王』というシングルのカップリング曲としてリリースされ
1999年に発売された『無罪モラトリアム』というアルバムに収録されている
シングル化されていないにもかかわらず知名度の高い名曲(wiki調べ)です
『無罪モラトリアム』が出たのってもう20年も前なのかとビビりますが
当時の私は十代後半、振り返ってみれば音楽を一番よく聞いていた時代でもあり
私と一歳しか年の違わない椎名林檎さんが今以上に異彩を放ち爆売れしていた時代でもありました
ですので『無罪モラトリアム』も持っていましたし『丸の内サディスティック』もよく聞いていました
私のようにめちゃくちゃファンという訳ではなくても片足くらいは椎名林檎の世界観にごっそりハマっていた人って割と多いのではないでしょうか
この記事を開いてくださった多くの人がご存じの通り、椎名林檎さんの『丸の内サディスティック』は非常に難解な歌詞なのにオシャレ感が物凄い曲です
音楽に疎い私でさえも「あの曲には凄い技術とありあまるセンスが詰まっているのだろうな」という事が何となくわかります
というか椎名林檎さんの曲は私の知っている限り殆どがそういう曲です
逆に言うと「なんかめちゃくちゃ凄い」以外の事は全然分かりません
そこで掲題の件
今までめちゃくちゃ聞いてた割にはきちんと向き合ってこなかった
『丸の内サディスティック』を自分なりに紐解いていきたいと思います
歌詞全容
解読 Aメロ?
報酬は入社後平行線で
東京は愛せど何もない
昔は一度就職すれば退職までその会社に在籍するのが当たり前、給与は1年ごとに昇給する年功序列制度が当たり前でしたが現代の日本におきましては実力重視の企業が増え年功序列なんて化石の制度、不景気も相まって能力の低い人はバサバサとリストラ或いは窓際
契約社員という雇用形態で働く人が圧倒的に増え何なら窓際族は淘汰され絶滅、どころか会社もろとも倒産全員解散
なんて事も珍しくありません
そういった事を踏まえた上で、先の一節に戻ります
報酬は入社後平行線で
なるほど、この曲に出てくる人は
「仕事に就いており、能力的にリストラされる程ヤバくはないけど報酬が上がる程有能でもない」
といった際どい経済力の人間である事が伺えます、実力ですぐに足切りされない部署というとどこにあたるのでしょうか・・・総合職?
リッケン620頂戴
原曲を聞くとここは
リッケンスェィックストゥーオーチョーダーイ
と聞こえるのでおそらく620は「ろっぴゃくにじゅう」ではなく「スェィックストゥーオー」なんだと思います
この一節は本当に意味が分からないんですけど、なんと直後に
19万も持って居ない 御茶の水
と続く事により1つの情景が浮かんできます
そう、この「ヤバくはないけどそんなに有能でもない人」は完全に御茶ノ水のぼったくりバーに引っかかっているのです、ヤバい人ではないけど状況的には結構ヤバイです
リッケンというのはそのぼったくりバーのマスターでしょうね、620というのは恐らくお酒の名前でしょう、オリジナルカクテルかな?
「リッケンさん、スェィックストゥーオーを1つチョーダーイ」と御茶ノ水の知らないバーでよくわからない酒を通ぶって注文し19万請求されたのでしょう、生中とかにしときゃぼったくりでも5万位で済んだのに・・・
解読 サビ1?
マーシャルの匂いで飛んじゃって大変さ
毎晩絶頂に達して居るだけ
ラット1つを商売道具にしているさ
そしたらベンジーが肺に映ってトリップ
通ぶってしまった有能でもない人材は、ふっかけられた19万を支払えず
マーシャルというクロロホルムのような薬品を嗅がされ売り飛ばされました、これは大変な事です
走って逃げるとか110番する等のリスク回避をせずにたった19万の為に人生を犠牲にするなんて、この人の真面目さはもはや感心を通り越して尊さすら感じます
売り飛ばされた真面目はなぜか鼠1匹を武器に商売をしろというミッションを与えられます
いくら不景気とは言え治安が良いとされている日本でこんな不条理があるでしょうか
ですがしかしこの人の取り柄は何と言っても真面目。
彼は不条理な事にも真摯に耐えうる忍耐力と鈍感力を兼ね備えていました。
毎晩絶頂に達して居るような妄想が見えてしまうほどつらい状況でも耐えに耐えて本気で鼠一匹で商売を始めたのです。
ここまでの一連の流れだけでも「鈍感力とは」「真面目とは」「鼠とは…?」という人生における大きなテーマの本質を音楽という形に昇華させ大衆に問うている事が想像できます、貴方ならどうしますか・・・どうなんですか・・・どういう意味ですか・・・と・・・
まあそんなこんなで踏んだり蹴ったりの微能真面目ですが、鼠ビジネスを侮るなかれ、意外とその筋の才能があったヤバめの真面目は裸一貫鼠一匹でまさかの大成功をおさめます
「この鼠1匹を10匹に増やす方法知りたくない?僕はこのビジネスで成功してお金持ちになった人をたくさん知ってる、なぜならその方法を教えてあげたのは僕だからね。もう人には教えないことにしてるんだけど君は才能がありそうだから、特別にその方法をたったの19万円で教えてあげるし君も19万で誰かに教えていいよ、その代わりにお金が入ったら端数の9万は僕に指導料として振り込んでね。」
などという巧みな話術であっという間に真面目は鼠御殿を建てました、鈍感力の底力
永遠に昇給しない総合職などさっさと退職
いつからか手放せなくなっていたマーシャルなんて安い薬物を使う事にも飽き
とうとう精度の高いベンジーに手を染めます
ところが真面目なアイツはベンジーの扱いに慣れていなかった為その場で卒倒するも、その場にいたヤク仲間がグレッチで殴ってくれたお陰で奇跡的に一命を取り留めます、グレッチというのは専門用語で言うところのスパナのようなもの、なのであった・・・
~続く~
新春にホラーを。【知ってた。編】
平成最後の新春シャンソンなんとやら。カメノセタロウです。
新春と言えばホラーがお似合いですよね。ほら、新春を祝いつつホラー。日本の美しい伝統ですね。そういうことにしておきましょう。
今回の記事は、前回の記事の続編にあたります。もちろん、今回書かれた内容もフィクションです。何かこれ心当たりあるなって思った方がいらっしゃっても、絶対完全無欠にホラーなので偶然の一致です。あ、違ったフィクションなので偶然の一致です。そういった視点でご覧ください。もし万が一あり得ないことではありますが、何らかの心当たりのある方がいらっしゃいましたら、安全平和な穏便な手段でご連絡いただけましたら、即座に記事は削除いたしますので何卒よろしくお願いいたします。誠に恐れ入ります、よろしくお願いいたします。
あ、前回の記事はこれね。
登場人物
1.ワタシ 男子大学生。バイトもせずに下宿住まいの自堕落な人間。年下の恋人と同棲をはじめた。
2.メソ 女子大学生。ワタシの恋人。ほんの少し嫉妬深く、ほんのちょっと束縛しいのロリ爆乳。ワタシとは違う大学の同じ学部に通っている。東北出身。昔の漫画「すごいよマサルさん」に出てくるメソってのに似た柔和な雰囲気をお持ち。
時代背景
西暦2000年代。いわゆるガラケー全盛期の一歩手前。カメラ付き携帯電話がようやく普及し始めたころのお話し。連絡手段は主にメール。携帯でサイトなどを見ると、月数万円のパケット料金を請求されるなど恐ろしい時代。検索サイトのGoogleを知ってる人が少数派の時代でもありました。あ、ちなみにGoogleについては後日書こうとしている内容の伏せていない伏線です。
あらすじ
ほんのちょっぴり嫉妬深いメソ。ワタシが大学で他の女性に会うことや、メールや電話等をすることに対して「メソがいるから必要ないよね?女の子は電話帳から全部消しちゃって☆大学でも女の人と話したらダメだよ☆」と真顔でおっしゃられるようなお方でした。加えて、ワタシの持つ男性機能の限度を超えて繰り返される性的酷使。メソの性的欲求や愛情表現で行われている様子ではないことに疑念を感じたワタシに対して放たれた言葉。「こうしておけば他の女の子とデキないでしょ☆」
偽装の開始
食品偽装問題が一時世間の大きな話題となりましたね。歴史ある高級なお店がそれでつぶれたりもしましたが、胸に手を当てて考えると、ワタシ達も日々日々自分を偽りこの人生を生きているのかもしれませんね。などと意味不明な供述をしながら当時を振り返りますと、メソの「他の女の子の連絡先を電話帳から消して☆」との要求に対してまず行ったのが、電話帳の登録名称偽装でございました。
これは、原因となることは違っても、多くの方がおこなったことがあると思うのですが、一応説明しておきますと。
「山田花子」さんの連絡先を電話帳に登録する際、通常ならば「山田花子」と登録するところを、「山田花男」と、あたかも男性のような名前に改編し登録するものであります。これを、電話帳に登録されている女性の全てにおこないました。もちろん、既にメソが把握している人物については、元の登録データを残したまま、新たに男性名でも登録しておき、「この人消して☆」と言われた時には女性名の登録データの方のみを消す、と言った対策も行いました。
また、送信メールや受信メールについては、メール相手の性別が女性だと分かる内容の物については削除し、削除したのと同数の偽装メールを送受信しておきます。電話についても、女性相手の発信着信履歴は自然な範囲で消去し、消去したのと同数だけ後輩に発信着信をお願いしておりました。
さらに、携帯電話の4桁のパスワードも適時変更し、中を見られないように万全の対策を施しておりました。ちなみに、パスワードについては、ある歴史的な事件の発生年を普段使わない進数で表記したものに、日付と曜日から変数を与えて4桁表記にするというちょっと意味不明でありながら、ワタシ個人とは全く無関係な数字になるように致しておりました。つまり、ワタシの生年月日や名前や趣味からは算出できないパスワードにしておったのでございます。もちろん、ワタシが携帯電話にパスワードをかけることについては、いたく不満気なメソでありましたが、「親しき中にもプライバシーあり」とのワタシの言葉に納得してくれたのか、しばらくたつと何ら不満を見せなくなりました。
さ、では女の子と連絡を取ってお出かけするか!
他の女性との日常生活内での交流
そんなに偽装して、なんかやましいことをしているのではないか。と思われるかもしれませんが、とんでもございません。メソとお付き合いをさせていただいている間、何らやましいことは一切ありませんでした。ただ、常識の範囲内での交流すら、「なんで?メソがいるから他の女の人は必要ないよね☆」とことごとく潰されてしまうことへの対策として偽装を行っただけであります。
お世話になった後輩から「○○ちゃんと一緒に××へ行きたいから車だしてよ先輩」とか、そんな程度のことが何度かあっただけでございます。もちろん、そのようなメールも読んだ後はすぐに削除。まあ、それくらいは良いかと思いつつ「今度ちょっと知り合いと、××行ってくるわー」とメソへご報告。
メソ「もちろん、女の子はいないよね?」
ワタシ「アッ、ハイ。イルワケナイジャナイデスカー」
メソ「遅くなっちゃだめだよ?楽しんできてね☆」
ワタシ「モチロンダヨー!」
この時の、メソの汚れなき純真な人を信じ切った目、今も鮮明に覚えております。
ええ、この時、メソはワタシが他の女性とお出かけをするということを、ご存じでありました。ご存じでありました。
また、性的疲労に耐えきれず、下宿先に帰りたくない日もありました。オウチ、コワイ。そんな時は後輩♂へメール。
ワタシ「今夜僕とトゥナイトしない?」
後輩♂「いいっすよー。うちの部屋来ます?部室に泊まります?」
ワタシ「部室で朝まで、君を離さない!」
メールをそそくさと削除し、メソへ電話。
ワタシ「ちょっと後輩がさー、分からんこと教えてくれってさー、ほんまあいつ困ったやっちゃでー。ちょい帰るの遅くなるかもやわ。飯は要らんでー」
メソ「女の子はいないよね?帰る時間分かったら教えてね☆」
ワタシ「もちろんおらんで!遅くなるようなら、部室にでも泊まるわー。また電話するでー。」
この時、既にメソは、ワタシが下宿先に戻らぬ意志であることをご存知でありました。ワタシから後輩に話を持ち掛けたことを、ご存じでありました。
それが判明したのは、メソとのお別れの時の事でした。
別れの時、告げられるネタ晴らし
やがて来た、メソとのお別れの時。人間的な器の小さなワタシには、とても相応しい相手では無かったのです。そんな中、ワタシはこう切り出しました。
「ごめん、メソ。できる限り君の要望には応えたかったのやけれど、メソの嫌がる女性とのお出かけも、君とお付き合いしている期間の中で、何度かしたことがある。大学の後輩とかと、やましいことは何もしていないけど、交友関係を壊したくないから、君を騙すようなことをしていた」
とかね、完全に自分の中にある後ろめたさを解消するための行動ですわねこれ。最後にパーっとネタ晴らし!的なつもりで言いましたよ、ワタシゃ。それに対するメソの反応は、簡潔至極でございました。
「知ってた」
は?????はぁっ????????
嘘乙。嘘乙。知ってるわけないやん、知れるわけないやんお前。嫉妬深いお前がそんなん知ってたら、血走った目をして阻止に出るやろ。あとで知ったにしても、5時間正座コースやろお前!知ってるわけないやん、知れるわけないやん。俺がどんだけ対策したと思ってんねん。メールや着信履歴や、俺の完全無k
「○○さんとだよね?〇月頃。あ、〇△さんも一緒だったっけ」
おーけー、おーけー。落ち着け俺、冷静になれ俺。こ、こんな時は素数を数えるんだ。1、2、4、8、16…よし、冷静だ俺、パーフェクトだ、俺。よし、現状を認識しよう、部屋の中だから分からないけど、天気は晴れ。風は微風。よし、現状認識、よし。まだ戦える、まだここから戦える。いつもここから戦える。
「あっれー?もしかして○○さんと知り合いだったとk
「あと、△△さんと、◇月頃に二人で食事にも行ってたよね。私には男の後輩って言ってたけど」
母さん、僕、もう無理です。戦えません。
「なんで?なんで??何で知ってるの?」
早漏なワタシは、自分で考えもせず、すぐに答えを求める。少し言いよどむ顔をしたメソは、意を決したように、語りだした。
「携帯、見て」
はいはい、ワタシの携帯ね。ディスイズマイ携帯。それで?
「メールのとこ、見て」
メールねメール。はいはい、パスワード打ち込んでー、メール画面表示してーっと。
「『Eメール設定』のとこ」
携帯買った時にしか見ないとこやねここー、こんな時に何を見るんかねぇ。
「『自動転送』ってのあるでしょ?」
ふんふんふーん、あるねー、自動転送ねー、自動転s…んんん???え、なにこれナニコレ怖い怖い怖い怖い。なんか知らん変なアドレスが自動転送先に設定されてる。え、え、なにこれどうなってんのこれ!
「それ、私のサブ携帯のメールアドレス。貴方の携帯が受信したメール、全部自動的に私のところにも届いてたの」
ちょっと待って。理解が追い付かない。ファミコン並みの私の高性能な頭脳が悲鳴を上げている。マリオがブラザーズしちゃう!!自動転送?ナニソレ魔法?サブ携帯?ナニソレサブちゃん専用?貴方携帯一台しか持ってないじゃない!サブってなによ意味わかんないよ!
「正確に言うと、ピッチ(PHSのこと。当時はメジャーだった簡易版携帯電話)ね。家に置いてあるんだけど、ピッチに届いたメールを自動転送で私の携帯へ送ってるから、貴方に届いたメールは全部すぐに見れてたの。送信メールは見れないけど、受信メールでほとんどのことは分かってたよ」
いや、まだだ!まだ負けちゃいない。こんな事が現実にあるはずがない!冷静になれ、素数を数えて冷静になるんだ。素数とは1と自分以外では割り切れない数字!割り切れない今のこの私の思い、えーっと、1、2、サンマのしっぽゴリラの息子ー…よし、おそらく冷静だ。いける、まだいけるっ!相手の矛盾を突くんだ!意義ありっ!!!
「え、でも、おかしくない?パスワードもかけてたのに、なんでこんなことできるの?なんかの間違いでしょこれ。パスワードも途中で何回も変えてたし!!できっこないよ、こんなこと!!」
今考えると、このワタシの発言。突き付けられた現実を認められない、悲しい男の姿ですね。
メソは少し驚いたような顔をした後、少し首をかしげました。あら可愛い仕草。そして、なぜそんなことすら分からないのか、と少し憐れむような表情をして、こう言いました。
「10000回試せば良いじゃない」
あ、次回へ続きます。
2018年の自分を振り返る回
みつまりですこんばんは、あっこんにちは、あ、もしかしてこれ読んでくれてるあなた、いま朝ですか?じゃあおはようございますですね・・・ん?もしかして通勤電車の中ですか?それはお疲れ様ですね、となるとSuicaですかねやっぱり・・・ああ関西ですか、じゃあICOCAかな?関西はSuicaじゃなくてICOCAやからなーしかしあれやなー新しいものに名称をつける時に何でも関西弁と結びつけたがるのって関西人の悪い所ですよねっていやこれ勿論いい意味でですよ?いい意味でね、いい意味で悪い、いや本当にいい意味で。ほんでどうなん、やっぱりICOCA?え、なに家?家で読んでるの?ああそうですか・・・了解ですどうもみつまりです。
無駄に長い挨拶を終えましたので歳末おなじみ振り返りの記事を書きたいと思います。
ちなみにこのブログは3人で運営しておりますが、こちらの記事は掲題の通りブログ全体の振り返りではなく完全に個人的なものとなっておりますっていうか今からそういう感じの記事を書きます、宜しくお願いいたします。
と、意気込んでみたものの、意外と今年のはじめの頃何してたのかさっぱり思い出せません、刹那(まぼろし)
寝起きに何度か歩きながら二度寝して壁に顔面をぶつけたり淹れたてのコーヒーを全身に浴びたりしたのは何となく覚えているのですが、いつの事だったかさっぱり思い出せません。もし思い出せましたら振り返り第2弾として「寝起きに何回顔面を強打したか」をカウントする記事を書きたいと思います。
そんなこんなで色々と強打した事により日々記憶喪失気味な私なので、自分の書いたものを読み返して過去を思い返せるようなSNSをやっていて本当に良かったなと思います。
こちらのブログにはじまりツイッターFacebook(以下FB)にインスタと、今年も相変わらず誰が読んでくれるわけでもないのに色々な所に節操もなく書き散らかした一年でした、諸々を読み返してみるとまじで何でもかんでも書いていて呆れます。
そんな私の1年振り返りですどうぞ。
1月
友人達と新年会を兼ねたカードゲーム大会をしました
その際友人達が出会い系サイトで婚活しているという話を聞きつけ、のちに出会い系サイトにまつわる記事を書きました(こちらがその記事です)
あとは個人ブログをPro版に移行していたみたいです(FBより転載)
その翌日、頭を強打したみたいです(FB)
2月
2017年の末に50ccのMTバイクを購入したのですが、その際に抱いた私怨を記事にしていたようです(2月の記事)
散々言いたい事を書いた割には、この頃購入したバイクとはここからたったの数ヶ月でお別れすることになります。この時点ではそんな事想像すらしていませんでした。
3月
槇原敬之さんのコンサートに行きました、相変わらず素晴らしいステージでした(3月の記事)
あとは何をしていたのか覚えていません。
4月
読んだこともない宮沢賢治の『雨ニモマケズ』を想像で創作いたしました(4月の記事)
そしてこの月は最も思い出深い月でもあります
バイクの私怨記事からふた月で普通自動二輪免許を取得しました。
ババーン
そうなのです、わたくしは普通自動二輪車を用いた卒業検定に合格したものである事を証明されし者になりました。
昔から自動二輪免許はいつか取得したいと思いながらも周囲から「危険すぎる」と強く止められ諦めていたのですが、ある日とあるバイク狂でついでにブログの内容も狂気的なお友達ブロガーさんから「ユー、取っちゃいなYO!」と勧められた勢いでふとやる気になりまして取ってしまいました。
思い立ってから教習所への入学手続き〜免許取得まで、なんとたったの2週間という超スピード取得
これはとても深いお話になってしまうのですが・・・みつまりさんはきっと「やる時はやるやらない時はやらない」そういう人なのでしょうね・・・・・・え?
寄稿
そういえば、この月は私にバイク取得を勧めてくれやがった「ユー、取っちゃいなYO!」おじさんことキジちゃんさんのブログ【キジログ@愛】に匿名で記事を寄稿させていただきました。内容は「キジちゃんさんご本人ならきっとこういう言い回しでこのような内容の記事を書きそうだな」という、いわゆる文体模写です。
寄稿したところ、その記事をキジちゃんさんからめちゃくちゃ辛辣にダメ出しされた状態で掲載されました。↓こちらが寄稿記事です
5月
という訳で、50ccバイクをにべもなく売りに出し、一番高値で買い取ってくれたお店で250ccバイクを購入しました。
これな
このお話は結構珍しがられるのですが
売り払う前の50ccバイクには、サイドバッグの代わりにランドセルを付けてたんですよ。
知人が昔カブに付けてるのを見た事がありまして、本革だし丈夫だしめちゃくちゃ良いなと思って真似していました。
これが意外と本当に使い勝手が良かったので、250ccの納車の際にも「サイドバッグ代わりにランドセルを付けてほしい」との旨をバイク店の整備士のお兄さんにお願いしたところ
整備士「さすがに250ccにはかっこ悪いからやめた方がいいっすよwww」
と言われまして
みつまり「やっぱそうですよねー!」
と返したのですが、その翌日
ランドセル自力で装着完了しました。
6月
何をしていたのか覚えていませんが、インスタで記憶を辿ったら団地の解体現場を激写していました(インスタより転載)
7月
何をしていたのか覚えていませんが、バイクに乗っていたんだと思います、あと海にも行っていたようです(インスタ)
8月
ナガシマスパーランドに行きました
9月
教養の深そうな記事を書きました(9月の記事)
10月
個人ブログの記事をこちらのブログ仕様にリライトしました
リライト前の個人ブログ記事はこちら
リライト後の記事はこちらcake-peropero.hatenablog.com
11月
そういえば、10月〜11月にかけては『人狼殺』にどハマりした月でした
最近していませんが、これは本当に面白かったです。
人狼殺とは
『人狼』という名のアナログカードゲームがベースになっており、6人〜12人が村陣営と狼陣営に分かれ、互いの身分を明かさずに相手の話す内容の真偽を考察して自分の陣営を勝利に導くという趣旨の音声通話ゲームです。
ざっくり言うと「身分がバレると殺される」みたいなルールなので、ランダムに選ばれた全然知らない初対面の複数人と音声で会話をしながら腹の探り合い騙し合い殴り合いをするというもの。
色んな人がいるのでルールが分かっていなければ集中砲火で吊るし上げられたりどこの誰かも知らん人に本気で怒られたりします
もうね、これの何が面白かったかというとですね
【みつまりが伝授!人狼殺のおもしろポイント1】
まずこの「殺るか殺られるか」といった殺伐とした雰囲気に、インターネット黎明期を彷彿とさせるものがあったんですよ
初期の2ちゃんねるみたいな・・・と言って分かって頂けますかね
掲示板に「女です」と、ひと言書こうもんなら「ネカマ乙」「こんな所に女がいる訳ねーだろ」「ですますで書くなキモス」とか、匿名の名無しさん達にぶわーーーと叩かれたあの頃ですよ、どうですか分かりますかね、分かりませんかそうですかもう本当に申し訳ございませんネット上で大多数の人がわからないネットの昔話始めるとか私ももう末期ですわー悲しいわーもうマンモス悲しいピー
とにかくですね、あの言いようのない殺伐感を思い出して非常に面白かったのです。
【みつまりが伝授!人狼殺のおもしろポイント2】
人狼殺を始めるにあたって、自分自身がベースとなる『人狼』の基本ルールを知らなさすぎるのと、あと知らん人といきなり音声で話すんの怖すぎという事情により、人狼をもともと知っていたツイッターのフォロワーさんを何人かこのゲームにお誘いしたのです。
それを機に、10年ほどツイッター上の文字のやり取りでしか繋がっていなかった人達と、なんと10年越しにアプリを介して音声通話をする機会に恵まれました
10年も関係性を続けていますと、互いの思考や性格のような個性的な人物像が何となく掴めてきたり不思議な親近感を抱くようになります。
知り合った当時は学生だった人が社会人になったり転職したり結婚したり子どもが生まれたり恋人が出来たり失恋したり大切な人が他界したり、なんていう人生の転機を見る事もあります
もちろん顔も声も知らないままで
そんな不思議な関係のフォロワーさん達ですが、この人狼殺アプリのお蔭で声の部分と初対面出来たのです
あの人ってこんな声だったんだ!
こんな喋り方するのかー意外!
とか
文字の雰囲気そのまんまだなあ!
とかね
この感動は本当に筆舌に尽くしがたいものがありました。
と、一年の振り返りのはずが、この文章を振り返ったらほぼ人狼殺の事しか書いていない感じになってきてますね、すみません。
とにかく変な人がかなり多いゲームですけど、フォロワーさんや、たまーに遭遇するウィットに富んだ人達とひと時の言葉遊びを交わす緊張感と笑いはオフラインの世界では味わえないものがありまして、大変楽しかったです
ここのブログを一緒にやっているカメノセさんとよっぺぺ~いくんとも人狼殺ではゲーム性を無視したようなふざけた事ばかりを言い合ってよく遊びました
また誰かを誘ってプレイしたいと思います。
さて11月の振り返りに戻るのですが
そういえば、11月は「いい◯◯の日」という言葉が散見されましたね。
11月の「11」が当て字として「いい」になるなら、毎日何かしらのいい日になるし、何なら1月1◯日も全部「いい◯の日」になるし、もっと言うと4月1◯日も「よい◯の日」じゃねーかとか考えていた気がします。
悪いよりは良い方が良いですよね。
12月
果たしてここまで読んで下さっている人はいるのでしょうか・・・そして12月、今現在の私でございますが、直近で考えていた事といたしましては以下の通りです。
クリぼっちの語感はえろい
以上です。
「平成最後の夏」はうるさい
もう平成最後の秋になってしまいました。
僕のiPhoneのメモ帳に【平成最後の夏はうるさい】と買いてあったのをふと思い出して私、お筆をお取り致しましたでございますな次第です。
よっぺぺ〜いと申します、お久しぶりに書きます。久しぶりだから〜〜、がんばるぞい!!
って、これじゃ、まるで久しぶりじゃなかったらがんばらないみたいじゃ〜ん!!ちがくてちがくて、どんなときでもがんばるんだけど、いつもよりもっとがんばるぞっていうか、とにかく、「平成最後の夏」ってうるさいの!!!
まじでうるさいから!!!!正しくは「うるさかった」やけど!!もう11月ですからね!!ただでもうるさかってんほんま!!!
大体全員わかっとるねんそんなん!!わかった上でそこまで興味ないねん!!!ありがたいことでもないし!!!「あけましておめでとうって突き詰めたら何がおめでとうかよくわからんよな」の話大っきくした版やねん!!「平成最後の◯◯」は!!!そんな平成最後平成最後というなら!!!このかけがえのない毎日を!!!かけがえのない人との時間を!!!大切に過ごせ!!!!
一回聞くならええねん!!それは全然!!!正直初めて聞いた時は「あっほんまや」って思ったし!!でも!!!何回も言うな!!!一回聞いたらわかるから!!!何回も何回も言わんで!!ええねん!!珍しいだけで実際の価値は無いから!!その価値は珍しさオンリーやから!!!何回も聞くようなことじゃないから!!しゃくれの人が「しゃくれ」っていじられて最初は笑ってるけどずーーーっと言ってたらある日急にキレたりするやろ!!?!?俺、今それ!!俺今それやから!!急に俺の中の平成最後キャパがオーバーしてん!!わかるか!!??わからんよな!!!分かるほうがおかしいわ!!!とでもいうと思ったか!!分かれ!!!
ほんで!!コピーライターの人たちは本当に満足してるんですか!?!ありふれた「平成最後の〜」という言葉で満足出来てる!?!なあ!!ドキっとしたか!!ドキって!!そもそもコピーライターの人はこんな記事見ないか!ガハハ!!!!やかましわ!!!!でもあれか!コピーライターの人も色々案だしたはいいものの採用されず、「じゃあもう、仕方ないか・・俺は好きじゃないんだけど・・」な感じで「平成最後の」を使ってるんか!!!その可能性はあるな!!!あると思う!!
それやったら、ほんまごめん!!!!
これは謝らなあかん!職業をバカにしたみたいな事やもんな、ごめん、、申し訳ありませんでした。勝手な思い込みで発言してしまいました・・。
でも!!!!
でももし!!!全然妥協案じゃなくてドヤ顔で「平成最後の、っての、どうです?」って言ってたら!!!!俺は一生許さへんからな!!!!!!こらー!!!だめだぞー!!!!いけず!!!
ほんでその平成最後の夏やけども!!俺がそれで1番もうええねんとおもったのが!!これ!!
これや!!!
※スクショしてたつもりが探してもみつからなかったのでイメージ画像です。ごめんなさい。本当は「平成最後の夏、出会いが無いとか言わずに、彼女を作ろう!急がなきゃ!」みたいなことが書いてありました
出会い系の広告!!!!
ツイッターにずっと出てくるだけでもうるさいのに!!なんやこれは!!!普通に考えたらわかるやろ!!!!
彼女おらんやつは!!!春夏秋冬彼女欲しいっちゅうねん!!!
四季を問わん!!四季を問わんよ!!!!それくらいわかるやろ!!!後どっちかと言えば夏より秋冬の方が欲しいし!!!なぜなら人肌恋しいから!!!人肌の恋しさを実感するから!!!それによって胸がキュ~ってなるから!!
「でもほんまに彼女いらん時期とかあるやん」
わかる!!!それもわかる!!!ぶっちゃけたら俺今それ!!それやねん!!
でもさ!!ゼロになるわけじゃなくない!?!?ほんまにゼロ!???胸張って言える???
俺は!!言われへん!!!
めちゃくちゃ彼女にしたいと思うくらいの女の子と出会った場合!!!揺らぐ!!!!
俺は!!!揺らぐ!!!
たしかに彼女欲しい欲がゼロに近いときはある!!!でもその小さな0.2位の思いが!!!めちゃくちゃ彼女にしたいと思うくらいの女の子と出会ったら!!一気に100になる!!絶対になる!!!これはもう!!!仕方の無い事!!!!
でも俺!!!そんな子と全然出会ってない!!!!自分で「彼女いらん時期」って言ってるし!!!その欲は0.2位やけど!!!わがままやけど!!!矛盾してるけど!!!めちゃくちゃ彼女にしたいと思うくらいの女の子に出会わせてくれ!!!
「彼女いらんと思ってたらなんか知らんけどモテた」とかあるやん!!!!それ!させて!!!!!
無理か〜〜〜!!!!
後話変わるけどツイッターの広告とかこういうのってなんらかのシステムによって何歳の性別はどっちでこういうのに興味ある人、とか分かるみたいやな!!!
なんでやねん!!!!
なんで俺が「有名マッチングアプリ Tinder」をやってる事知ってるねん!!!
なんなん!?!?ダダ漏れなん!??じゃあ俺が一回課金した事も知ってるわけ!?!?俺の中に出会い系の根強い何かがあると踏んでその広告を表示させてるわけ!!??
めちゃくちゃ普通にダウンロードしたわ!!!やめろ!!!思う壺にハマらせるな!!!!その時俺なんて思ったと思う!!!???
「平成最後の夏かぁ、確かに・・・」や!!!
どないなってんねん!!!!俺!!!!!確かにじゃないねん!!!!
ほんでもうすぐ平成最後の冬やけど彼女出来へんかったわ!!!!!
でもこれは!!!俺が悪い!!!!!
結論は!!「次の年号に期待」です!!!!!!
あと全然関係ないんですけど
こういうのもちょっといやですよね
学校に行かなくなったら知らない人の家の半畳スペースに1週間監禁されたお話
めちゃくちゃ昔、登校拒否児と呼ばれていたみつまりですこんばんは
そうなんです、わたし義務教育行ってなかったんですよ、中3から学校への登校を拒否していました、詳しい生い立ちについては個人ブログへどうぞ
当時はその様なプレイを「登校拒否」と呼びました
現代ではいわゆる「不登校」ですね
その他の呼称としましては
「無登校」「在宅」「有昼食」「自主休校」「自宅待機」「自宅警備」「無給休暇」「永久休暇」「避難」「う〇こ製造機」「ネトゲをする為に生きています」等々でしょうか
呼称の事で序盤から話が逸れてしまいました、すみません
本日は、そんな在宅無給無勤自宅待機プレイに勤しみはじめた頃の思い出深いエピソードをお話したいと思います
なお、このお話は2017年の夏に個人ブログへ掲載した記事の加筆修正版でございます。
プロローグ
『宝くじが当たったら、どこから話を嗅ぎ付けたのか分からない謎の団体が寄付を求めてきたり、変な人が寄ってきたりする』
という話はよく聞くものですが、それと似たような感じで、私が学校に行かなくなった初期の頃、弱っている我々家族の負のオーラを嗅ぎ付けた新興宗教団体を筆頭に、家庭教師の会社を騙りペラい教材を売りつける謎会社や占い師、霊媒師、謎祈祷師等々が完全なる金銭目的でワラワラと寄って来ました
そして、数々のそれらに私達は、中でも特に母親は見事に引っかかりまくりました。
ある時はタンスの上に水らしき物を祀り、山奥の祈祷師の所まで私の肌着を持って会いに行き、高額のペラい教材を売りつける会社と契約を結び・・・それはそれは見事な鴨ねぎ
そんな感じで神経が衰弱していた母親の勧めにより、神経が衰弱していた私は、多分思考が停止している母親の知人が熱烈に信仰してやまない
言い方を変えれば勧誘がもう本当にめちゃくちゃしつこい、とにかくもう本当に「しつこい」この4文字だけで有名になろうとしてるんちゃうかこの宗教はほんまにと思う程しつこい新興宗教の総本山に連行され、巨大なホールで教祖の有難いお話(衛星中継)を聞いた事もありました
しつこすぎです本当に有難うございますのお祈り
このしつこい教以外にも、畳屋の2階に霊媒師がいるとかで行ったらまじで畳屋の2階にお札の張り巡らされた部屋があってそこでお祓いをされたり・・・
と、今になって思えば色々と面白い体験をさせていただいたのですが、その中でも特に強烈だったのが掲題にも記しました「人の家に一週間軟禁(監禁?)される」という心理療法でした。
※今からこちらに書く体験は実在する心理療法のようですが、経験した私の率直な感想をそのまま書かせていただきますので推進している人におかれましては不適切に感じる部分もあるかと思います、ご了承ください。
監禁は突然に
その日は突然訪れました
母親から「来週(民間カウンセラー)先生のお宅に1週間泊まってきて」みたいな事を言われ「1週間泊まる・・?それをすればお母さんが満足してくれるのなら行きますですはい(←もう麻痺してる)」という事で、私はとある民間カウンセラーのお宅に一週間お泊りする事になりました。
「泊まりに行ってる間はそれを理由に学校行かない事を許されるから良いか」みたいな感じでほぼ何も考えずに翌週訪れた先で待ち受けていたのは、客人に対するおもてなしでもセミナー的なものでもなくまさかの6畳一間での監禁生活。
しかも、そこには全然知らない2人の先客が居ました。当時の私がもしツイッターをしていたら恐らくスマホは取り上げられていたとは思いますが「6畳一間に全然知らん人と3人で監禁されてる・・・ボスケテ」と発信していた事は間違いないと思います、やだスベってるとか言わないで、拡散希望・・・
この場所で行われるのが『内観療法』という心理療法だと知ったのは、その場所に着いて、カウンセラーと対面した時でした。
内観療法とは
臨床心理的目的のために応用する心理療法(精神療法)のこと。
母、父、兄弟、自分の身近な人(時には自分の身体の一部)に対しての今までの関わり
・してもらったこと
・して返したこと
・迷惑をかけたこと
の3つのテーマにそって繰り返し思い出す。
と、天下のWikipedia様にも丁寧に説明が記されてありますが、当時15歳の私にしてみればそんなもん知らんがなというお話
とはいえ一応ここは日本ですし、心理療法とか言ってるって事は多少なりともカウンセラーを名乗るお婆さんも人の事を良くしてあげよう的な気持ちでなんか知らんけどやってくれてるんだよね?別に犯罪を犯した訳でも無いし、6畳の部屋からは出られなくてもその中ではもちろん自由だよね???
なんて思った私が甘かった
6畳に通された私と2人の他人は、ショボい屏風みたいなつい立てを設置され、そこにできた半畳のスペースに入れられ、今日から一週間就寝とお風呂とトイレ以外の全ての時間をその半畳スペース内のみで過ごせというものすごい謎ミッションを与えられました
上からの図、たったの半畳だから横にもなれない。ここで168時間耐久生き地獄レース
で、その半畳で何をするかというと、繰り返しになりますが
母、父、自分の身近な人(時には自分の身体の一部)に対しての今までの関わりの中で
・してもらったこと
・して返したこと
・迷惑をかけたこと
というのを母親の体内からこの世に出た時まで遡って一日中一週間その事について思い出せという事なんですけれども
いやそんなもん知らんがなっていうね
お婆ちゃんがたまに聞きに来るからサボるなよ、ちゃんと思い出した事を言えよと
いや知らんがなと、お婆ちゃん、あんた人の話聞く暇あるならお前が先に生い立ちを述べろと、お前が先に身分を名乗れと、それが若者を相手にする年配者の態度かと
まあ私も血気盛んなお年頃だったので正直そういう心境になりますよね
しかし実際のところ、往年の電波少年よろしく突然知らない所へ連行され、半畳スペースに軟禁された15歳の私に脱獄する勇気などなく、母親から「とりあえず一週間やり切ったら最後に偉いらしき人から総評みたいなお言葉が聞ける」と言われ
もうこれ・・よーわからんけどやるっきゃないとなりまして、最後の総評だけを楽しみに反抗的な面は一切表に出さず素直に取り組みました、私ってこの頃からポジティブだったんですね
なんていうか、人間って半畳のスペースに屏風で監禁されたらよくわからない派手なお婆ちゃんからの総評を楽しみに生きられるようになるんだな、人間の可能性ってステキだなって思いましたよね
今の自分だったら秒で帰ってると思いますけど、当時の私はよく頑張ったと思います、よく分からない療法を一週間やりきりました
一週間経った頃には、私はもうお婆ちゃんからの総評が楽しみで楽しみで仕方がなくなっていましただってそれ以外楽しみないからねー!
しかしその168時間に及ぶ努力と期待は微塵に崩れ去る事になります
168時間の総評
私を迎えに来たついでに、私よりも先にカウンセラーから総評を聞いた母親がなんと、なぜかブチギレて6畳の部屋に勝手に侵入し私の手を引いて帰ってしまったのです
いやいやいや・・・ちょっとお母さん、何を言われたのか知らんけど、この療法に何十万支払ったのか知らんけど、こっちは168時間やり切ったんですよ、そこの奥さん、あんたの事です、分かりますか・・・168時間を半畳のスペースで過ごしたんですよ何でもいいからせめて総評聞かせてよって思いましたよね
オチの母親ブチ切れエピソードも含めて本当に酷い話ですけど、これは大人になってからの私の「不登校エピソード笑い話部門」の鉄板ネタになったし、こうしてブログのネタにも出来たので、今ではプラマイゼロかなと思っています
それにしても母親はあの時一体どんな総評を聞かされたのか・・・
この話を思い出すたびに気になっておりまして、昨年、個人ブログの方で記事にしたのを機に、その後母親に直接聞いてみたのですが、そしたらまさかの・・・あっ!この続きはまたいつか
最後まで読んで下さった方がいたなら、長文にお付き合いくださり有難うございました、エピソードトークに不自由しているそこのあなたはレッツ内観!!!
あと宗教はあまりしつこく誘ったら嫌われるから気をつけてね!!!!
以上です。