おとなしそうで気が弱そうで頼りなさそうに見られがちな私が内心考えている事を書く回
どうもみつまりです。前回の予告をご覧になって楽しみにしてくれていた方がもしいらっしゃるなら申し訳ありません、今回は全然関係ないお話を書いてしまいました。
しかも今回の記事は汚めの言葉が若干登場いたしますのでお食事中のかたやそういうのがちょっとアレな方はどうぞ読むのをお控えなすってくだせえ。
さて、掲題の件につきましてなんですけれども
ブログ開設当初のこちらの記事にもチラッと書かせていただいたのですが
私はとりあえずあのような風貌なので「頼りない」「おとなしい」「弱々しい」みたいなイメージが常ににつきまとう人生を送っております。
もちろん、ネガティブな事だけでは無くそれで得する事もあります。
例えば、自分で持てる程度の軽い荷物でも「持ってあげるよ」などと優しい言葉を掛けてくださる方々が性別に関わらずいらしたりもします
バファリンの半分は優しさで出来ているらしいから、きっとこの人はバファリンめちゃくちゃ飲んでるんだろうなと感じる瞬間です。
みんなアリガトウ
しかしですね、私は自分に甘く非常に気分屋で都合の良い人間ですので、良い風に勘違いされるとラッキーと思いますがネガティブ方向で勘違いされると「全国民のバファリンで取れた痛みが全てコイツに降り注ぎますように」と思わずお星様にお祈りしてしまいます、何の話やねんこれ。
いやね、今回なぜこんな話をしているのかと言いますとですね
私、昨年の秋にバイク買ったんですよ。
ゆーても50ccの原動機付自転車なんですけどね、一応ミッション車なのでギヤチェンジが必要な乗り物。
スクーターでもカブでもないマジバイクの排気量が小さいバージョンみたいなやつです。
これな
この小型バイクを秋に購入して依頼、この真冬に入ってからも雨風関係なく結構乗ってるのですが、30kmの速度が出るたびに必ず思い出す事がありまして
何かと言いますと、バイクを購入する際に何軒か回ったバイク屋のうちの一人が恐らく「コイツは頼りなさそうな女だな」と私を判定して放った言葉なんですけれども
『え、貴方が乗るんですか?・・・あのー買う前にまず聞きたいんですけど…時速30kmの風ってどんなのか実際感じたことってあります?(苦笑い)』
『想像では分かりにくいと思うんですけど、車に乗っている時に感じる30kmとバイクの体感って実は全然違うんですよ?結構な風が来ますし、自分を覆う物が何も無いんですよね。あと、ミッションの運転って意外とやる事が沢山あって結構難しいんですよ?そう言うのを先に知っておいた方が良いと思いますよ(笑顔)』
これね、私がバイク見に行った時にワンピースとコートという格好だった事があのバイク屋の勘違いを更に冗長させたのだろうなとは思うんですけどね
あいつに言いたい
バイクの時速30kmの風どんなのかめちゃくちゃ知ってるからな
自分が運転してた訳じゃないけど、タンデムだけど「体感を知ってるか」という質問であれば、100kmくらいまでなら知ってるからな
大阪から日本海までバイク日帰りで行ってたし、大阪〜他県間は週2ペースで往復してたからな(タンデムですけど)
ていうかバイク屋よ、お前が何歳なのか知らんし見た感じは同い年か下くらいだろうけど、多分年代的にはお前よりも先にバイクの体感を知ってた可能性あるからな。
私自身、職務上人に何かを教えるという機会が多いので、これは自分がとても気を付けている事でもあるし、出来ていないなと自分を省みる事でもあるのですが
他者に何かを聞かれた際「一つの事に対して相手よりも自分が知っているから」といってその事に胡座をかいてはいけないんですよ。
その事については私の方が詳しいかも知れないけれど、他の事については相手の方がずっと色々な事をご存知かも知れないし、もしかしたらこちらの勘違いや聞き逃しで、実は相手の方が詳しいという可能性も否めないのです。
客商売であるならなおの事
知識をひけらかすのが仕事ではありません。
「消費者に寄り添い、意向を汲み取り、相手の求めているものを知りうる限りの知識を駆使してお金の対価としてご提供する。もし分からない事があれば先方が納得するまで消費者に代わって勉強する。」
それがプロの仕事だと私は思うのです。
「この人は何も知らないけど知ったか振りを決め込んでるな」と思ったとしても、実際に本当に知らないくせに横柄だったとしても、まずは相手を立てるのが客商売なんですよ。
その様な姿勢で取り組めば、最終的には物を売るだけでは無く錬金術の如く「信頼を売る」事までもを出来るようになるのが接客業の醍醐味であり真髄だと私は思っています。
あのバイク屋に関しては、間違いなくその真髄を欠いていました。
私の服装と雰囲気で「この女バイクなんか乗れないだろう」「MTの車にも乗った事ないだろう」と決めつけ「MT車に乗った事も無いのにミッションバイクに手を出そうとしてるのか」という視線で私を見ていたのは会話からも明らか
一応わたくしも大人ですので、バイク屋のアホみたいな思い込みに当然のように乗っかり散々どうでもいいうんちくを聞いて差し上げて「へええ、そんなに違うものなんですか・・・勉強になりました、お時間割いていただいてすみません、有難うございました。ちなみにミッション車はいつも運転してます。」と、客であるこちらがバイク屋を立ててやり帰宅しました。
もちろんそこでは購入しませんでしたし、今後行く事も無いでしょう。
そして私はあのバイク屋で長時間うんちくを披露したあいつを「バイクうんちクソ野郎」と命名し、別の謙虚な店員さんのいるお店で購入したミッション原動機付自転車にまたがり、これからも16の頃から体感している風を感じに出かける事でしょう。
あのうんこ野郎まじで許さねーからな
などという汚い言葉を連発し、この様な公の場で自分の株が下がる事も厭わず堂々と発信する女だという事など今頃うんこはきっと想像もしていない事でしょう。
あーすっきりした、うんこだけにねー!!!
と、無理やりオチをつけたところで
本日は以上です。