槇原敬之さんの事が好きな理由 〜赦されることと赦すこと〜
みつまりです。
そしてなんと、この人が槇原敬之さんです。
今日は真面目な記事を書きます。
誰に期待されている訳でもないのに「真面目な記事を書きます」とあえて宣言するあたり、普段いかに真面目に記事を書いていないのかがよく分かりますね、本当に有難うございます。
そうです、私はとりあえず「有難うございます」と言っとけば全てがゆるされると思っています。
これは私が仕事等で嫌いな上司や先輩から理不尽な叱られ方をした時の対処に苦労した果てに行き着いた究極の処世術。
『下手に反論や謝罪して説教タイムを冗長するより「ご指導有難うございます!」と言っといた方が話切り上げ易いし相手の機嫌も直りがち』説です。
「処世術」と前置きしておきながら「説です。」でしめるって意味不明にも程がありますね、本当に有難うございます。
あ、誤解なきようお伝えしておきますが、あくまで理不尽な場合が前提ですよ!
本当にこちらに改める必要がある場合、また、尊敬できる上司や先輩方がご指導くださる場合には誠実に傾聴の姿勢で臨みます。
しかし、ただの八つ当たりとか謎のクレームを仕掛けてくる者どもというのが一定数この世には存在します。
あと数か月で退職予定にもかかわらず「立つ鳥跡を濁さず」のことわざを連発しながらコイツまじかと思う程跡を濁したうえにまさかの飛び立つ事すらしなかった人に遭遇した事があるのですが、そのような人はもう色々とアレなので大体「有難うございます」リピートで時短ライフハック
なので、会社などにそいつの末代まで不幸になればいいのにとつい願わずにはいられないくらい嫌いな上司や先輩がいる人は是非試してみてくださいね!
明日から日本中で全然感謝の気持ちがこもっていない感謝の言葉が飛び交うのを楽しみにしています。
と、さっそく冒頭からごっそり話が逸れました・・しかも怨念がこもってしまいましたすみません戻ります。
ここから真面目なお話
さて、槇原敬之さんと言えば、下の記事にも書いたように、私がファンクラブに入会している程好きなアーティストの1人です
↑こちらの記事には槇原敬之さんの事を好きな理由として『ほぼほぼ日本語でJ-POPの王道中の王道だから』と書きましたが、実は、槇原敬之さんは英語の歌も歌います。
ご自身はどちらかと言うと洋楽の方が好きなのかな?と、自分の数少ないマッキー知識で想像してますが、違ったらすみません。
なんせもう25年以上芸歴のあるかたで、ずっと第一線にいらっしゃるので、ファンクラブ歴数年の私のお話しする事は、デビュー当時からずっと応援している方から見れば(お前に何がわかるんだ)という感じかとお察し致しますが、何卒(新米ファンなんだな)と、温かい目でご清覧頂けますと幸いです。
トップランナー
私がファンクラブに入ったのはほんの数年前ですが、槇原さんの楽曲は私の若い頃から普通にずーっとヒットソングとして世に出ていたので「当時の流行りの歌」の中の1つとして常に聞いておりました。
『どんなときも』とか
『もう恋なんてしない』とか
『冬がはじまるよ』とか
『北風』とか
テレビをつけたらいつも流れていて、自然に耳に入ってきていたと言う感覚
思い返してみれば、槇原敬之=冬の歌を歌う人というイメージでした。
ちなみに共同ブロガー高木よーへいくんはこの頃まだ生まれてません。
これがまだ産まれてなかった高木よーへいくん。立派な大人になりました。
思いは突然に ~参戦コンサートの記録~
私自身が音楽を聴く余裕のない時を長年過ごしていた為、暫く槇原敬之さんの楽曲からも離れていたのですが
ある時何かでふと「槇原敬之さんの楽曲をフルオーケストラアレンジで聴ける(もちろんご本人が歌う)コンサートがある」という情報が目に止まり
DVDを購入して見てみたらとても良くて「これは是非行ってみたい!」と。
そして、2010年に念願の
"cELEBRATION 2010" 〜Sing Out Gleefully!〜でコンサートに初参戦
それからまた暫く間が空いてファンクラブ入会。
"Lovable People"(2015年コンサートツアー)
"cELEBRATION 2015"~Starry Nights~(2015年年末開催)
"Believer"(2017年開催)
計4回のコンサートに参加して、現在に至ります。
槇原敬之さんの歩み
槇原敬之さんの魅力は、王道J-POPキングという以外にもう1つ、いや、幾多もあるのかも知れませんが、特筆したい部分として1つとても大きな事があります。
槇原さんには過去に一度、活動休止せざるを得ない時期がありました。
当時の私は、ただただ
(なんか有名な歌手の人がニュースになってるなー)
という感覚のただの傍観者で、でも
(なーんか随分面白おかしく書かれてるなー)
という事を、当時それほど興味の無かった私でも覚えているくらいという事は
それほどまでにセンセーショナルな?おもしろおかしい?表現で報道されていたのだろうと想像します。
そして何だかんだで時が過ぎまして
気が付いたらSMAPの『世界に一つだけの花』が大ヒットしてました。
ファンの人は「いきなり時系列がぶっ飛んだ(笑)」と思われるかと思いますが、当時の私の関心はそれ位だったのです、ごめんなさい。
それからさらに時が経ったこの10年以内で、彼の過去や、それらとは別の側面である彼の生き辛さを知りました。
いや、別にご自身から聞いた訳でもないただのネットの情報ですけど…
『軒下のモンスター』という曲が素晴らしい
ちなみに、ご紹介したい曲は本当は沢山あるのだけれど
今日は特にこの曲の事を伝えたくて記事を書いています。
『軒下のモンスター』 2011/09/20
『軒下のモンスター』は、恐らくですが特定のマイノリティの人達に捧げられているように聞こえてなりません。
マイノリティの私達
この曲を知った時の私は既に
友人のピー(ピーについては以下を参照ください)
それ以外にも、いわゆる社会的に「少数派」とされる人達との沢山の出会いに恵まれ自分自身も「少数派」である事に気付き『彼らと共に生きる道』を選択していました。
そして『少数派で生きるという事』に対する世間の冷たさ、風当たりの強さ、マイノリティに対する偏見や無自覚に発せられている心無い言葉の数々を、この目で耳で、これでもかという程に体感してきました。
ですので、槇原さんの歩んできた道のりを辿ってみた時も、そしてこの曲を聞いた時にも、心が揺り動かされたのだと思います。
赦されること赦すこと
だから
様々なアーティストのライブの中でも特に槇原さんのコンサートは楽しいとかかっこいいとか生歌はやっぱり良いなーとか、勿論それも多分にありますが
それだけでは無いものに触れられる気がするのです。
彼の満面の笑みと柔らかな声色とバックバンドの音色に包まれていると
なんだかまるで
全ての事象から護られているような、見守られているような・・・
僕はあなたを赦すよ、赦しているよ
僕も、僕を赦せなくて、誰かを赦せなかったんだ
でも僕は今こうしてあなたの目の前にいるよ
だから、あなたも大丈夫だよ。
そんな風に言ってもらえている気持ちになるのです。
だから、ステージの槇原さんはにこにこ微笑んでいるのに、私の目からは止め処なく涙が溢れてくるのです。
真実は分かりません、槇原さんはそんな事考えていないかも知れない。
でも、そんな世界観に触れたくて、また逢いに行きたくなるのです。
そういえば、今年のライブでは、開演前に『僕が一番欲しかったもの』という曲のストーリーがリアルに目の前で起きたかのような、本当ににわかには信じられない奇跡が起き、まさかの4列目から観覧する事が出来たのですが・・・
これを話し出すと、記事がとんでもない長さになりそうなので、この続きはまたいつか聞いてやってください。
*2017/12/27 追記:4列目の奇跡について書きました*
さいごに
大好きな槇原敬之さんの事を記事にする機会に恵まれたのに、冒頭から怨念の拭いきれない話に脱線してしまった事を悔やみつつ・・(でも書き直さない)
最後まで読んでくださった方がもしいらっしゃったなら、最後までお付き合いくださりありがとうございました(←これは本当の感謝の気持ちの方です)
以上です。