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ノーインターネットノーライフ 言うてますけど

2017年の奇跡 ~槇原敬之さんの2017コンサートBeliever大阪公演4列目のチケットを譲って下さった人へ~

みつまりですこんばんは

今年のお正月、初詣に行った際に引いたおみくじが『大吉』でした、ちなみに同行した人は『大凶』でした。

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これはとても哲学的な話になってしまうのですが、大吉を引いた時点でそれはもう大吉ですよね

 

 え???

 

とにかく、このような占いのたぐいは全く信じない私なのですが、今年はまさに大吉の予想が的中したと確信してしまう程の幸運が沢山訪れました。もう本当に奇跡に次ぐ奇跡の連続奇跡フィーバー。万が一私が今年中に死ぬ事があれば恐らく辞世の句は「でしょうね」です。

今回の記事は、そんな数々の奇跡の中から選りすぐりの2つを振り返ります。

というか、本来ならば本日は私が投稿する担当の曜日ではないのですが、ここに書き記しておかなければ年を越せないと思っている出来事がありまして参上した次第です、いや、今日に限らずこのような自由行動は常習犯ですすみません。目次2つ目の方です宜しくお願いいたします。

 

【目次】 

 

back numberライブツアー最前列当選の奇跡

back numberの2017年ライブツアー

"All Our Yesterdays Tour 2017"

最前列チケットが当たりました。

キャパ約15,000人の大阪城ホールの最前列。ステージの構成で多少変動があると思いますが、ネット上で座席表を確認したら最前列は大体65席くらい。最前列が当たる確率は約0.4%です。

昨年末にFC先行予約で入手していたチケットだったのですが、FC先行というのは大体ライブが開催される8ヵ月~半年ほど前から始まりまして、割とすぐ当落が確定します。

そして、実際のチケットが届くのはそこから数か月先、大体ライブの数週間ほど前です。届いたチケットを見て初めて自分の座席位置が分かります。

そして届いたチケットがこちら

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うん、ピクチャーチケットはやっぱりいいですねー

ゆーてる場合ちゃう『アリーナ1列』の文字に目を疑いました。

back numberといえば現在右肩上がりに人気が上がっているバンド。

歴史は浅いのでファンクラブが出来てまだ4年か5年だったかと思うのですが、その中でも私はチケット先行予約当時、まだ入会して約1年とか何かそれ位だったかと・・・そんな私が城ホールの最前列とか・・・イドエンターテインメントさんはライブチケの抽選を本当に公正なあみだくじとか本気のくじ引きとかでされているのでしょうか?されているのでしょう。

普段くじ運なんて全く持って皆無な私ですので、チケットが届いてからライブが実際始まるまでこんな奇跡到底信じられず

「もしかしたらダブルブッキングなのでは」

南海トラフ地震が起きるのでは」

「会場まで向かう途中に電車に轢かれるのでは」

「電車に爆薬が仕掛けられるのでは」

「当日大阪城ホールに爆薬が仕掛けられるのでは」

「座席に爆薬が仕掛けられているのでは」

といった具合に、ちょっと火薬多めの心配事がつきませんでした。

そして待ちに待った当日、電車を無事乗り継ぎ轢かれる事なく会場に辿り着いたものの、まだ火薬系の心配を捨てきれないまま撮った一枚がこちらです

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様々な心配が全て杞憂に終わり、本当に最前列でライブを鑑賞出来ました。

夢みたいというか完全に夢でした。

私は27歳位からライブに目覚めて以降、色んな人のライブに行っているのですが、アリーナに降り注ぐ様をいつもスタンド席から羨ましいなーと眺めていた銀テープを生まれて初めて手にしました。

正確に申しますと、席が前すぎてライブ中はテープが後方に飛んで行き全然取れなかったんですけど、ライブ終了直後に会場を出ようとしたらいっぱい椅子の上とか床に落ちてたんですよ。「え、なんか落ちてるけど・・皆いらないのこれ?なんで?」って思いました。

back numberのライブに来ている子は女子高生が多かったのですが、やっぱり思春期の女子は銀テープ持って帰るの恥ずかしいのでしょうか?拾うのが恥ずかしいの?分かんないですけど私はそういう恥ずかしさを気にしない年齢に達してしまいましたので、一応他の人が取りに来ないことを確認した後にいっぱい持ち帰りました。

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銀テープを手にした嬉しさをすぐにツイッターで報告したかったためバッグの中を無理やり撮影した一枚なぎさんいつもライブ報告に反応してくれてありがとう

ていうか手にするまで知らなかったんですけど銀テープってめちゃくちゃ長いんですね、本当に驚きました。

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これがまず一つ目に起きた奇跡です

そしてもう一つの奇跡・・・・

 

槇原敬之コンサートツアーでチケットを譲ってくれる人出現の奇跡

私はこの日の出来事をちゃんと書かなければ年を越せないと思っています、どうかお礼を申し上げたい人達に想いが届きますように。

それは大阪城ホール最前列奇跡の余韻冷めやらぬ、更に2か月後の5月4日の出来事でした。

Makihara Noriyuki Concert Tour 2017 "Believer"

こちらもFC先行でチケットを入手、購入したチケットは1階の11列目でした。 

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これでも十分良席なので、当日はとても楽しみで・・

最寄り駅に少し早めに到着したので、カフェでのんびりと読書をしておりまして、気付いたら開演直前。

慌ててフェスティバルホールに向かい、開演まで数分だったのですが、必ずコンサート前には会場の写真を撮るようにしているので、この日も時間を気にしつつ写真を撮っていました

それがこちら

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あー今回も衣装はビームス提供なんだなーなんて事をぼんやり考えていた時

男性2人と女性1人の全然知らない3人組のかたに声をかけられました

3人「あの・・・お1人ですか?」

私「えっ、そうですけど・・・」

3人「良かった!あの、実はもう一人一緒に行く予定だった子がこれなくなってチケット余ってて、凄く良い席なんです!もしお持ちのチケットよりも良い席だったらこれ差し上げるので、本当に良い席なんで良かったらどうぞ!」

私「え・・・??でも私も結構良い席なんです・・けど・・・え???」

そして見せていただいたチケットがこちら

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『1階4列』めちゃくちゃ良い席

私「めちゃくちゃ良い席じゃないですか!!!!ええっ本当に頂いて良いんですか?!?!」

3人「どうぞどうぞ!!」

という事で4列目のチケットを11列と交換でなく無料で頂くという奇跡。

この時もう開演時間ギリギリ・・・

え、何この奇跡ちょっとまって頭が追い付かない、これ本物かな・・でも交換じゃなくてあげますって言ってくれたし本物なんだろうな・・・あ、それよりもう時間だし急がなきゃ・・・

と思うと同時に私の頭の中にこの曲が流れました

www.youtube.com

『僕が一番欲しかったもの』槇原敬之

 

まって、私今チケット2枚あるじゃない?4列目を頂いたけど11列目も結構良い席じゃない?

11列目、誰かに譲れないかな?

そうです、正直この時の私には自分が一番欲しかった4列目を譲るという選択肢は無かったです。

ですが、2階席3階席に行く人に11列目をお譲り出来れば・・・と思い、足早にエスカレーターを上がっていく人に片っ端から「あの、何階に行かれますか?」と声をかけました。

何人もの人に(チケットを物乞いしているのか)みたいなすごく不審そうな顔で無視され続けました。

ああ、私は物乞いではなく11列目をお譲りしたいだけなのですそんな顔しないで・・・

心が折れる直前に足を止めてくれた

「3階席ですけど・・・」という女性に

「これ1階の11列です!ちゃんと自分で買った本物です!私さっき別の方に4列目頂いたので良かったらどうぞ!」

「えええ???」

というやり取りの後に無事手渡しして4列目へ

もちろん座席は先程4列目を譲って下さった3人組のかたのお隣でした

私「先ほどは有難うございました!私のチケットも3階席のかたにお譲り出来ました!」

と興奮気味に話す私に、私より少し大人だった3人の皆さまは笑顔で会釈してくださいました。

譲っていただいた4列目は、丁度ステージが中央から見える席でした。

今これを書いていて気付いたのですが、4席あった中でも一番良い席を譲っていただいたのですね。

槇原敬之さんのコンサートは何度か足を運んでおりますが、キャパが大阪城ホールよりも小さい分4列目でも物凄く近くて、手が届きそうなくらいに近くて、こんなに間近で観たのは初めてで、もうそれは本当に素晴らしい時間で・・・

ああ、槇原先生は今日も後光が射してるなぁとか笑顔が素敵だなぁとかこれを一緒に見に来る予定だったお友達さんはさぞ残念だっただろうなぁとか色々考えてたら涙が溢れてきて本当に胸がいっぱいになりました。

終演後、改めて3人に「本当にありがとうございました、すっごく良いコンサートでしたね!お友達さん本当に残念でしたね」と声をおかけしたところ

3人「すごく良かったですね!またいつかここで会いましょう!」

と言って下さり、その言葉に再び胸がいっぱいになりました。

もちろん「またここで」は希望的な言葉なので、連絡先を交換などはしていない為どこの誰なのか未だに分からないままですし、実際のところ一瞬の出来事でもう顔もほとんど思い出せないので次に会場で会っても分からないかも知れないのですが、この善意に触れた一連の出来事は本当に忘れられません。

ブログを始めてから、いつかこの話を書こうと思いながらも、あまりにも想いが大きくて文字に起こすのに時間がかかりすぎてしまいました。

あの時の3人のお兄さんお姉さん、そしてお友達さん、本当に本当に有難うございました!!!

 

あと来年の“TIME TRAVELING TOUR” 1st Season@フェスティバルホール行きます

本当にまたあの場所でお会いできますように

 

 

これでやっと年を越せそうです。