与えられし称号 ~生きとし生ける生ゴミ~
おはようございます、みつまりです、どうもこんばんは。
突然ですが、皆さんにとっての「幸せ」って何ですか?
幸せってなあに?
人生経験30数年の私が周囲の人達と関わってきた中で、これまでに聞いた『多数派の一般的な幸せ』を私なりに要約すると・・・
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中流かそれ以上の家庭に生まれる。
小・中・高・大と学校へ行き、その間に合コンとか行ってポッキーを男女で右側と左側から食べたりしてなんか知らんけど恋人とか出来て学校卒業する。
安定した会社へ就職し、朝起きて夜寝て適度な睡眠と食事と運動で健康を維持しながら大体20代後半くらいで女性は「安定した収入の人」男性は「そこそこ可愛くて料理のうまい人」と結婚する。
新婚生活を1、2年満喫した後で子どもに恵まれる。
その子どもがええ感じに育ってPTAとかの役が回ってきて「えー私会計?いややわー誰々さんとこは共働きらしいけどそんなの関係なく皆でやるのが親の役目やと思わへん?なあ磯野さんもそう思わへん?そういえばこの間フグ田さんとこの奥さんが三河屋さんとこのサブちゃんと路地裏ででキッスし(中略)」とかまあなんやかんやあって年とったら縁側でお茶飲むくだりとかあって最終的には子孫や親戚一同に囲まれながら最期を迎える。
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みたいな事らしいのですが
私の人生において現時点で『一般的な幸せ』に該当している部分は、冒頭の「中流かそれ以上の家庭に生まれる。」までです、それ以降ガッサガサにレール踏み外してます、もうガッサガサ。
要するに、私の人生において一般的要素があるのは両親が活かしてくれた部分のみという事ですね、お父さんお母さんありがとう。あとは見事に全部踏み外してます。というか外れた所をあえて踏んでいると言った方が適当かも知れません、グズグズのゴッソゴソ人生です。
みつまり人生要約
経済的に恵まれた家に生まれるも、義務教育途中から学校に行かなくなり、紆余曲折を経て社会人になるが数年と続かず、それでも良い感じの年齢で結婚して一時は一般的な幸せのレールに乗りかけるも脱落。
仕事が休みの日はもれなく昼夜逆転し、食事は適当で運動もせず、そろそろ出産のリミットが近付いているにもかかわらず「子どもが欲しい」だとか「温かな家庭を築きたい」などという願望のようなものを特に抱いた事も無く、常に目の前の事にいっぱいいっぱいで先の事なんて考えられない。
これを凄く良い表現を使ってひと言で表すならば
『みつまりさんは、今を精一杯生きているのです』という事なんですけども
そんな私の現在形を具現化しているのがこちらのブログにも使用しているアイコンです。
ちょーにてるんですけどー
お察しの通り、自画像を手書きで描いたものでして、我ながら「めっちゃ似てるな」と自画自賛しております。
色々と人生踏み外すこと30数年の、リアルの私の外見と前述した要約人生を足して2で割った感じがコレです。
キャッチコピー=称号
話は変わりまして、世の中には「キャッチコピー」というものが存在します。
あるものの特色や魅力をより的確に他者へ伝えるひと言、それがキャッチコピーです。
コピーライターなる職業も存在している程ですので、キャッチコピーにおける社会への影響力というのは絶大なものであり、すなわち『キャッチコピー=称号』と言っても過言ではありません。
また、キャッチコピーは対象に対してより親しみを持ちやすくする効果もあり、昭和の時代から現代にいたるまでのアイドル達にももれなく付けられています。
平成の例『AKB48 渡辺麻友さん→みんなの視線をいただきまゆゆ』
いただきまゆゆ♡との事です。
昭和の例『榊原郁恵さん→一億円のシンデレラ』
本物のシンデレラより高いのか安いのか
そして、こんな私にも『豊かな表現で私の特徴を捉えつつ魅力を存分に引き出す愛情溢れる称号』を付けて下さるかたがしばしばいらっしゃいます。
本日はその中でも特に良く言われがちで長く親しまれている『みつまりに与えられし称号』をご紹介したいと思います。
公の場でこんな自慢話みたいな事をするのは気が引けるのですが、いかんせん生まれ持った「愛されキャラ」が隠し切れなくて・・どうもすみません。
じゃあ、みつまりのキャッチコピー紹介しちゃうよー!!
『生ゴミ』
ここ数年すごくよく言われるやつです。
休日は、基本外に出ずご飯も食べず動かず。
なんか見ざる言わざる聞かざるの語呂悪いバージョンみたいですけど、ヤバイ時は16時間くらい眠っている時もあります。
ふと起きて時計を見たら、時計の針が6時を指していて(えーと、これは朝の方ですかね?それとも夜の方ですかね?)となる事もしばしば。
その様子を知っている近しい人達から与えられし称号、それが『生ゴミ』です。
わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい。という親の願いを見事に裏切るこのコピーセンスには脱帽せずにいられません。
お父さんお母さん、あなたがたの娘は生ゴミなうですごめんなさい。
というか、今思い返してみれば自分から発信した言葉だった気もしています。
『目が死んでる魚みたい』
これは深いです。
これには目が離れているという意味は含まれていません、眼球そのものが「死んでいる」という意味であり、それが人間のそれではなく「魚」という事です、文字に起こしてみて別に深くなかったなって思いました。
そう言われてから鏡を見るたびに、なるほど言い得て妙とはこの事かと。
目のつけどころがシャープですよね、目、だけに。
すみませんくだらない事言ってすみません。くだらないのに太字にしてすみません。今だけじゃなくて最初からくだらない事しか言ってなくてすみません。
『恵まれない国の子ども』
食料危機に瀕している国の子どもの写真がたまにACの広告になったりしているじゃないですか、あれの事を指しているのだと思われます。
先の画像からもお分かりいただけるかと思うのですが、私は痩せています。
痩せている事を表す言葉として「肋骨が浮き出ている」というのがありますが、私は「背中側から見ても肋骨が浮き出ている」らしく、それがより一層恵まれていない感を醸し出しているとの事。
要するに『恵まれし国で生活している恵まれない国の子どもみたいな大人』です。
しかし、私の体型を他国の人と照らし合わせて形容するセンス…完全にインテル入ってる。
いやちょっと待って!ブラウザ閉じないで!レアポケモン探しに行かないで!もうすぐ終わるから!
番外編
これは称号とするには長すぎるので番外編とさせていただきますが、歩く人間失格みたいな人に「自分とあまりにも似すぎててシンパシーすら感じるんやけど」と前置きされた上で、シミジミと言われた言葉をご紹介します。
『何ていうか…人として色々なものがゴッソリ欠落してるっていうか、キャパが小さいとか他者の気持ちに立って考えるのが苦手、とかじゃなくてそういう概念そのものが初めから完全に無。生きる為に必要な部分が抜け落ちすぎてて人の形すら成してないよねwwwwwww』
いやホント仰る通りよく分かっていらっしゃる。
ぐうの音も出ない、いや、「ぐう」くらいは言えるけど「そんな事ありません」とは言えません。
餅は餅屋とはまさにこの事。ていうかシンパシーって何?
まとめ
1人の人間を表す言葉としてこんなにも様々な表現が出来るものなのかと、ブログを始めて言葉を書くようになったここ最近は特に、日本語の無限大の可能性に関心しきりな今日この頃。
今後も新たな言葉を生み出すべく精進いたしたいと思います。
最後に、今回ご紹介した『称号』を与えてくださった皆様に心より感謝の意を表すと共に、皆様から与えられし称号を私なりに一言に纏めさせていただき、最後のご挨拶と代えさせていただきます。
『死んだ魚の目をした恵まれし国の生きとし生ける生ゴミ』
以上です。