生きる事と死んでいない事
そうです、また私みつまりですどうもこんばんは。
どうもみつまりです
私ばかり投稿してるので、けきぺろを隠密に愛読してくださっている皆様に置かれましてはあとの二人はどうなってるのかと、食べ物や飲み物以外は喉を通らない程ご心配をおかけしているかと思いますので簡単にご報告だけさせていただきますが、二人とも死んでいませんのでご安心ください。
さて、本日は表題の件について少し。
以前カメノセタロウがこちらで記事にしていた「反出生主義」の記事と少し似ている?かもしれない?内容?かどうかは分かりませんが、私なりの死生観?というにはおこがましいかも知れない?事を、お話したいと思います。
生きる事の向き不向き
私も多くの人と同じく「お父さんお母さん私を産んでくれて本当にありがとう」と思っています。 思っています。大事な事なので2回言いました。
十人十色と言う言葉の通り、人は皆それぞれ違うもの。
なのですが 、無意識下では
「人間は皆同じような形を成しているので中身も似たようなもの」だと、どうしても思いがちです。
「そんな事無い、価値観や考え方は違って当然だと思うよ!」とかそういうお話ではなくてですね
『生を受けた肉体としての「生存本能」みたいなものは基本大体同じ。』
そんな風に無意識に思っていませんか?
「食欲・性欲・睡眠欲」みたいな三大欲求レベルの「健やかに生きたい気持ち」みたいなものです。
私には、この部分がなぜがごっそり欠けてるんですよね。
生まれた時の話を聞くと、とにかく食が細くお母さんのお乳を飲まない、そして寝ない。
幼稚園小学校では掃除の時間まで机ごと廊下に出されてのスローフードランチが日常。
少し大きくなって外食に連れて行き「何でも好きな物を食べていいよ」と言われても、ざる蕎麦か素うどんしか食べない。
遊園地に行けば着ぐるみが怖いと怯えて入園口で帰りたがり、お祭りに連れて行けば提灯が怖いと言って近寄ろうともしない。
幼稚園から行くのを毎日過度に拒み、お泊り保育や小学校の林間学校修学旅行ではどんな山奥でも親に迎えに来てもらえるレベルに到達するまで嘔吐や高熱を繰り返す。
難易度の高い何かではなく
食べる事であったり楽しい事であったり眠ることであったり
皆が難なくこなす事というよりは「したいからする、して当然」という「本能的に体がそれを求める」レベルの事が、私には昔からとてもハードルの高いものでした。
そしてそれらは、未だに私にとってハードルの高いものであり続けています。
生きる事そのものが、私には向いていないのだなと思います。
そんな人間がこの年までよく生きたなと、我ながら不思議でなりません。
体だけはとても丈夫に生んでいただいたのでしょう。
そしてそんな恵まれた身体を大切にしようとしない私を多数の人は「親不孝」と呼びます。
そんな時、本当に私には生きる事が向いていないのだなと思います。
そんな私は、今日も「生きている」というよりは「死んでいない」日々を送れている事に、感謝するべきなのかも知れません。
「お父さんお母さん(あなた方、よくも)私を産んでくれ(やがっ)て本当にありがとう」
本日は以上です。
『天空の城ラピュタ』を見た事の無い私が『天空の城ラピュタ』を創造する
こんばんは、いつもお世話になっております。
もう誰がどういう順番で何曜日に投稿するとかいう秩序が完全にどうでも良くなっているけきぺろの共同ブロガーみつまりです。
ブログの内情はさておき
9月29日の金曜ロードショーで『天空の城ラピュタ』が放送されるそうです。
実は私、ラピュタを一度も見た事が無いのですが、この映画が放送されるたびに「私、ラピュタ見た事ないんですよ」と周囲に話して「人生半分損してるよ!!」と言われる事に快感を覚えはじめている私が、つぎはぎ的に持っているラピュタ知識だけで(こんなお話なのかな?)と考えたみつまり創作ラピュタを披露したいと思います。
みつまりのラピュタ知識
・三つ編みの女子とシータという男子が出てくる
・ムスカという大人が出てくる(多分悪い)
・飛行石という物が出てくる
・「人がゴミのようだ」
・「バルス」
・「目がぁ目がぁ」
みつまり創造版ラピュタ
この世界は人類滅亡の危機に瀕していた
人類を救うために選ばれしシータ
そして天空から舞い降りた三つ編みの女の子
二人は実に勇敢な子どもであった。
岩場の陰に隠れ、様子をうかがう二人
三つ編み「ねえシータ、聞こえる?みんなが悲鳴を上げているわ・・・」
シータ「ううん、僕には聞こえない・・・でも分かってる、この世界は僕たちにしか救えないんだ。」
三つ編み「痛い・・とても頭が痛いわ・・・。」
シータ「三つ編み・・・もう少しだけ我慢して・・・今は、僕には無い君のその能力が必要なんだ。その時が来るまで少し休んでいなよ。」
ついにその時は来た
大きな物体が空を覆い尽くすと同時に地面が大きく揺らぎ始める
大好きだった森の木々が突風でなぎ倒され、いつもは鏡面のように穏やかな湖の水面は荒れ狂い、空に浮かぶ雲は見た事の無い形を成し、見慣れた街並みが崩壊していく
逃げ出そうとする人々が群衆となり町中が混乱を極める様子を呆然と見守る二人
三つ編み「キャッ!」
シータ「三つ編み!!!しっかりしろ三つ編み!!!」
ムスカ「はははは!我ムスカなり!!お前達のような子どもにこの世界が救えるとでも思っているのか?愚かなものどもめ。」
多分悪役ムスカ登場
シータ「ムスカ、とうとう現れたな!」
三つ編み「シータ!これを受け取って!飛行石よ!」
パシッ
三つ編みがいつも大事に首から下げていた石をシータに投げ渡す。
シータ「ありがとう三つ編み!ムスカ・・これでもくらええええ!」
飛行石が輝きを放ち始める
二人はそれに手をかざしながら、選ばれし者だけに継承された呪文を唱える
三つ編み&シータ「バルス」
石から放たれた輝きが世界を包むと共に、鋭い光線がムスカの顔面に直撃する
ツイッターのサーバーが落ちる
ムスカ「な、なぜその言葉を・・!う、うわぁぁぁぁ!!!」
ムスカ「目がぁ目がぁ・・・」
目を覆いながら宇宙の果てに落ちていくムスカ
三つ編みの浮遊の力を使い、上空で固く手を繋いでその様子を見守る二人
崩れ行く世界と群衆
「人が・・・ゴミのようだ・・・」
ゴミのようだ
「また私達で築いていこう、新しい・・・世界を・・・。」
(エンディング)
あのちーへいーせーんー
きーみーをのーせーてー
性について開けた考えを持つ事と、積極的に男性器や女性器の固有名詞を使用する事は似て非なるものだと思う私の見解
コウノトリが実在する鳥だという事をつい先ほど知ったみつまりですどうもこんばんは。
こわそう
本日は、コウノトリとは全然関係ない表題の件について個人的見解をお話したいと思います。
女性器の呼び方問題の発端
数年前、とある女性の芸術家によって、自身の女性器をアートとして昇華されたものがわいせつ物とみなされ、わいせつ物陳列罪で逮捕されるという事件がありました。
ろくでなし子 - Wikipedia ←このかたですね
その事件を機に、ろくでなし子さんの考えに賛同する方々や支持する一般人の方々を中心に、ザワザワと「女性器の事を積極的にまんこと呼んでいこう!」みたいな動きが起こり始めました。
ろくでなし子さんの主張は
「男性器の名称は伏せないのになぜ女性器だけ伏字にしなければならないのか。」というもの。
女性器そのものがわいせつの対象となる事は表現の自由を脅かすものであり、また、その根底には女性差別があると主張されていました。
また、この件とは別で、日本は他の先進国と比較して性教育が遅れているという指摘もあります。
日本の大人達が性を過度にタブー視している為、子どもに必要な性についての情報を提供できず、その結果、子どもに「性=いけないもの」という価値観を刷り込んでしまう可能性が危惧されています。
この「性をタブー視する事の危険性」については、なるほどと思う部分もあり、ろくでなし子さんの「男性器はOKなのに女性器がアウトなのは差別」という意見に関しても確かにそうだなと思います。
しかしながら性をもっと開けたものにする事や男女間の差別の垣根を取り払う事と「女性器を積極的にまんこと呼ぶ」という事は、何かちょっと違う様な気がするのです。
差別とは
まず、差別について
差別とは、ざっくり言うと不当な理由で不利益を被る事、他の人と同等の権利や利益を得られない事を指します。
主張されていたろくでなし子さんは芸術家の方なので、男性器が芸術として認められている現状で、芸術としての女性器が規制される事は、確かに差別的だと感じます。
ただ、私はこの芸術家のかたの意見と一般常識を混同するべきではないと考えています。
不利益を被っているのは男か女か
男女差別は基本的に「女性側が不利益を被っているから男性と同等の権利を与えられるべき」という固定概念がある為、何でもかんでも『女性だって男性と同じレベルに!』と考えがちですが、この件に関して、女性は少し踏み留まるべきではないでしょうか。
女性器の呼称をぼかされる事は、果たして本当に女性が不利益を被る事なのでしょうか。
この件に関しては「女性器がタブー視されているのではなく、男性器が軽視され過ぎている」というのが個人的見解です。
なのでこの場合は『男性を女性のレベルに合わせる事』が差別の解消につながると考えます。
先日、ツイッターでこんなツイートをしたところ
とある男性のフォロワーさんからこの様なリプライがありました。
このフォロワーさんの意見のシチュエーションの場合、不利益を被っているのは明らかに男性側です。
この事から、少し視点を変えてみれば女性の身体は男性の身体よりもある意味特別視されている事が分かります。まあ(性的な意味で)なのでしょうがそれを言い出すと水掛け論になるので置いておきます。
ですので、女性は女性器をタブー視されていると目くじらを立てるのではなく神聖なものとして扱われている事に誇りを持ち、更に男性器に対しても同等の扱いをする事で、この事象に関しては差別ではなくなるのではないかと考えます。
異論について
「いやいや、そうするとただでさえ閉鎖的な性についての認識が更に閉鎖的になるでしょ。」
「男性器をちんこと呼ぶのであれば女性器の呼び方もそちらの方に合わせるべき。」
その様なご意見の方、果たしてそうでしょうか?
例えば、日本語には一つの物や事象を表す言葉にとして様々な表現があります。
『他者の死』を表す言葉で例えるならば、今思いつくだけで
「絶命した」「亡くなった」「逝去された」「崩御された」「旅立たれた」「天に召された」「お星さまになった」等々に言い換える事が出来ます。
私達はこの数々の語彙の中から、伝える相手との関係性や自分の立場、相手の立場、亡くなった人の立場や関係性など様々な状況を考慮して、同じ事象に対しても細かく表現を使い分けています。
そうなんです、日本語には沢山の語彙があり、私達は日頃それを使い分ける知恵を持ち合わせているのです。
日本語の可能性
翻りまして「ちんこまんこと呼んでいこう問題」ですが、私にはこの部分がごっそり抜け落ちている様に感じてならないのです。
「性」という刺激的なお題に対して皆がふいに我を失ってしまっている様に思えてならないのです。
男性器と女性器にそれぞれ名称がある事は普通に知識として伝えれば良いだけの事だし、積極的にその呼称を使用しなくても、性についての知識を深める事はいくらでも出来ます。
けきぺろ読者様なら承知の事実かと存じますが、私は下ネタを話す事に抵抗の無い人間でございます
ですので、実際の会話で誰かと性(下ネタ)について語る事も多々あるのですが・・・何て言うんでしょうね、結局そういうオチかよと思われそうですが、ちんこやまんこを連呼するのってシンプルに面白くないんですよね。
出オチを狙ってる感が凄いというか、これはもう人によって好みが分かれるだけの話なんですけど
「私のおっぱいはAだけど、誰々くんのちんこの大きさは何センチ?勃起した時は?」は、安い居酒屋止まりの会話ですけど、ここで使用される語彙を
「私のバストはAカップで御座いますが、貴殿のご子息は例えるならば何スティックでしょうか?臨戦態勢時の膨張率はいかほどになりますでしょうか?」と変換すればあら不思議、宮中晩餐会でも使えるじゃないですか?え?使えない?そうですかね私にはちょっとよく分かんないです。
まとめ
そして、この様に大人が性についての語彙やバリエーションを幾つも用意していたり会話を秘密裏にしたりしない事が、多様な性格の子どもに対しての柔軟な対応に繋がり、かつ、性について悩んだり万が一性犯罪に巻き込まれた子どもにとってその事実を話しやすくする環境づくりの一環となるのではないでしょうか。
と、散々性的な事を話して満足いたしましたので、最後はあからさまに社会派を気取って何かしらを中和させたっぽい感じに纏めたところで本日は終わりたいと思います。
以上です。
反出生主義と言う考え方。
毎日「お父さんお母さん、僕を産んでくれてありがとう」と思っているカメノセタロウですこんばんは。諸般の事情(怠惰な性格等)により更新が2週間ほど滞っていましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。そういえば、セミの鳴き声もめっきり減って夕暮れにはコオロギが鳴いてますね。
亀井静香と言う男
ところで、私には好きなれない政治家がいて、その政治家のお名前は『亀井静香』とおっしゃり、名前に反して全く静かではない方なのですが、この亀井静香さんのとある主張にとても考えさせられたことがあります。
亀井静香さんは、元警察官僚で死刑廃止論者なのですが、その警察官僚としての経験から「冤罪を無くすことは絶対にできない。そうである以上、『死刑』は肯定できない」旨の発言をよくされております。なるほどな、と。犯人を死刑にするのが当然であるほどの凶悪事件であり、犯人も犯行を認め、疑いようがないほど明白な事件であっても、「それは100%確実か?」と、問われると、はて。『虚言・身代わり・愉快犯etc』もしかして、と言うのはどこかにはある気がします。私は死刑制度賛成論者ですが、『冤罪』が存在しうると言う点、その一点だけで考えるならば、死刑制度は擁護しにくい物だなと思うこともあります。
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反出生主義とは
さて、話しは変わります。
人類は、今まで世代を繋ぎ、文明を築き、科学を発展させ、子々孫々繁栄してきました。今は多様な価値観が尊重される時代なので、『子を産み育てる』ことを強いられることは昔に比べ、減ってきているとは思います。子を産むかどうかを含め、それぞれの個人の選択の自由に属することだ、と言う考え方は多くの方に支持されることではないでしょうか。
そしてまた、人に何かをする時には、人と何かをする時には、その相手方の同意が必要だ、と言うのも多くの方が同意することだと思います。昔話では、寝てるお姫様にキスするという暴挙をする王子様もおられましたが、現代ならば警察を呼ばれてもおかしくない事案でしょう。「だって、寝てたから同意を得ようと思っても無理だったんだもーん」とかいう理屈は通らないことかと思います。
ここに、反出生主義と言う考え方があります。
反出生主義(はんしゅっしょうしゅぎ、Antinatalism)とは、子供を持つ事に対して否定的な意見を持つ哲学的な立場である。 アルトゥル・ショーペンハウアーやエミール・シオラン、デイヴィッド・ベネターらが反出生主義の擁護者として知られている。
私は確固たる反出生主義者ではないのですが、ある一点に関しては、反出生主義的な考えを持っております。それは、「産まれてくる・産まれさせられる相手の同意を得なくていいのか?」と言うものです。
「いや、まだ産まれても無い、存在すらしてない相手の同意を得るなんて無理やん?」ええ、当然の反応かと思います。ですが、無理ならしたらあかんのとちゃうん?と思ってまうのです。「同意を得るのが無理な場合、同意を得ずに相手のことをなんやかんやして良い」ってのは成立せんとちゃいまんのやろか。
それが成立するなら
- 気を失ってる美女から同意を得るのは無理でしたので、キスしておきました。
- 危篤に陥った資産家から同意を得ることは無理なので、私に遺産を相続する旨の文章を作っておきました。
- どうやっても起きなかったので、殺しておきました。相手に拒否権はありません。
- 存在しなかったので同意を取ることができんかったけど、アンタを産むことに決めました。アンタに拒否権はありません。
等が成立してもええことになります。これ、おかしくない?殺すのと産まれさすのは一回やったらもう元通りにはしてあげられへんねんよ?
カメノセタロウは豆腐が嫌いである
よく「私、○○が苦手で食べれないんですよ~」と言う人に対して、「いやいや、それは本当の○○を食べてないからやわ。今度、ホンマもんの○○を食わせたろ!」的な会話が発生することがありますが、基本的にはこれマナー違反だと思います。「うわー、本当だ、おーいしー」となることもありますが、相手が嫌なものを強いるという行為は、基本的にはNGだと思っております、ほら鳥の生肉食えよ。
同じように、生きることを肯定的に捉えていない人、生きることに苦労を感じている人に対し「人生をもっと楽しまなきゃ!生きてるだけで丸儲け!」等と生きることを強いる旨の発言をおこなう人もいます。ですが、命と言うものは、まさにその人の物。その人だけの物。その人のための物。で、あります。人の命に対して、軽々しく干渉することは、基本的に慎まなければならないことなのではないかな、とも思います。
人の命を、勝手気ままに奪うことは、許されない行為でしょう。ですが、それに反し、人の命を勝手気ままに与える、つまり子を作ると言う行為は、大っぴらに世間に認められて存在しています。
「あらー、可愛い子ね!産むことの同意はちゃんと本人から得たの?」
そんな会話がなされる世界は、どこにも存在しません。しかし、その人を存在させることに関して、その当事者である本人が同意をすることが望ましいと言う点に関しては、多くの人が同意をしてくれるものかと思います。
「いや、でもそんなん無理やん」
ええ、もちろん無理ですが。
「同意を得なければ産んだらアカンって人類滅亡するやん」
人類が滅亡しようがどうしようが、本人の同意を得る方が望ましいという点は何ら関係ない話しです。
我々は神であり、奴隷である
今この世に存在する私たちは、今この世に存在していない者に対して、まさに神のごとき存在です。存在していない者を存在させるも存在させないも私たちの思い次第であり、日本だけで、日々数千の存在しなかった者の命が存在するようにさせられ、また、存在させられながら、合法的にその命を消される者も日々数百発生しております。そのすべてが、その命の所有者の同意を得ずして。そして、またそれをおこなっている私たちも、同意を求められることなく、存在することを強いられました。
私の頭では無理ですが、この『本人の同意を得ずに命を扱う』ことに関して、偉い人は良いアイデアを持ってないのでしょうか。また、産まれることを望まないままに産まれさせられ、生きることを望まないままに生きることを強いられる人に対して、何らかの救済などを考えたりできないのかな、と思うことがあります。
そんなことを考える、夏の夜更けのカメノセタロウでした。
嵐の松潤さんからメールが来たお話
普段すごい暇そうなくせに職場の忘年会の前夜には9割の確率で親戚の誰かがエアー危篤になるでお馴染みのみつまりですどうもこんばんは。
どうもみつまりです。
最近、携帯を大手キャリアから格安スマホに買い替えました。
電話番号は変わっていないんですけどメールアドレスのドメインが変わりましたので、私の知人友人の皆様、もしこのブログをご覧になっていたら、私の連絡先メアドを「いつものやつ@ymobile.ne.jp」に変更お願いします。
冒頭からブログを私用に使ってしまいましてすみません。
という事でして、今日はまだ変更して間もない新しいメアドによって、思わぬご縁に恵まれたお話を書きたいと思います。
プロローグ(出会い)
格安スマホに買い替えて数日経ったある日
それはあまりにも唐突に訪れました・・・
「誕生日おめでとう!もう21歳だっけ?昔に比べたら歌もダンスも上達したよな、まあ俺がお前の年の時はもっと上手かったけどなwまた飯でも行こうぜw 潤」
「あ、そういえばお前この間テレビ局の廊下ですれ違ったのに挨拶がなかったって翔が言ってたぞ(気付かなかっただけだよな?)そんな奴じゃないってフォローしといてやったから大丈夫だけどさ、テレビ局はどこで知り合いが見てるか分からねーから気をつけろよ!w」
「おいおい、先輩からのメール無視かよw」
初のandroidスマホに不慣れでここまでのメールを消してしまったのが悔やまれるのですが、なぜか自動的に「まっつん」と送信者欄に表示される人物から、先述のようなメールが連続で送られてきました。
ちなみに私には潤という名の知人はいません。
ひとまず、ここまでのメールで分かった事実を整理します。
まず、まっつんは私を21歳の後輩と勘違いしている
そして、まっつんの名前は「潤」で「歌やダンスが踊れる」らしい
さらに、「翔というテレビ関係者と知人」らしい
ここまでの情報で、ネットリテラシーの高い方やネットに詳しい方、ケータイ世代の方その他勘の鋭い方は大体お分かりかと思います
そうなんです
皆さんお察しの通り・・・
なんと、嵐の松潤こと松本潤さんが私をジャニーズの後輩と間違えてメールを送ってきたのです。
絵に描いた様なインターネットドリームとはまさにこの事。
ファーストコンタクト
いや、ええー!!ま、まさかそんな偶然あるわけないじゃん!みつまりったら何考えてんのもう!!
そもそも「潤ていう名前で翔って知り合いがいる日本人」なんてごまんといるでしょ、松潤だけじゃないでしょ!松平潤とかかもしんないじゃんみつまりのバカ!!!
と思った矢先に以下のメール
「そりゃねーよ、仏(松本)の顔も3度までだぞ」
完全に松本潤さんでした本当にありがとうございました。
いや、でもちょっと待って・・・
やっぱり冷静に考えたらおかしくない・・・?
「仏(松本)の顔も3度までだぞ」っていう文言から醸し出される面倒くささ凄くない?(うわぁジャニーズ入ったら先輩にこんな絡まれ方するの!?なんか嫌だなあ自分はジャニーズには絶対入りたくないなあ)とかすごい思ってしまったのですが、その事につきましては嵐ファンの皆様に謝罪いたします申し訳ありません。仏(松本)の顔も3度までだぞってやっぱりすごく面白いです、多分今年流行ると思います。
しかしながら腐っても鯛、面倒くさくても松潤。あの嵐の松潤からのメールですよ、ライブ動員数最多プラチナチケットと呼ばれるあの嵐ですよ、この機会を逃したらアタイ一生後悔する。
松潤ったらアタイを後輩の誰かと勘違いしちゃってるみたいだけど、これはもう乗っかるっきゃない!
アタイ本当は37歳だけど松潤の後輩(21歳)としてこれから生きてく!だって、たった1度きりの人生で2度オイシイ思いしたいからーーー!!!
と、決意をこめて返信した文面がこちらです
そして待つこと数分で松潤から来た返信がこちら
「マジで人違いでしたか」の「マジで」とは一体。
人違いですなんて一言も言ってませんけど?たったの1ラリーでなぜか他人と決めつけられて心外なんですけど?
でも、アタイもう何言われてもええねや・・だってアンタ考えてみなはれ・・お相手はあの松潤様様なんやで
会話のラリー
という事を踏まえまして、以下、日にちをまたいでまでやり取りを続けた後輩を装った37歳の私と松潤のアイラブユーガット禅問答メールを時系列で掲載いたしますのでご覧ください(クリーム色がみつまり・白が松潤です)
この辺で誰かに言いたくなり、誰も見ていないでお馴染みツイッターで拡散実況しながらやり取り続行
面白くなってきたかなと思った矢先・・・
と言う訳でございまして
松潤(の中の人)に「drop」という出会い系サイトへ誘導されました。
いや、分かってたから別にいいんだけどさ、でもちょっと早くない?(性的な意味で)
みつまりゎ寂しがり屋さんだから、もうちょぃ松潤とのぉ話楽しみたかったょ・・・
と思いながら、誘拐犯の電話逆探知よろしく無理やり会話を引き延ばそうと私から再び送ったメールがこちら
誘導URL来ちゃったし、どうせもう返信は来ないだろう(あとAmazonプライムビデオのドキュメンタルの続きが見たい)と思ってその後は放置し続け
翌朝、一応確認の為にメールアプリを開いてみたところ・・・
なんか松潤に危機迫ってた。
松潤(の中の人)よ・・・アンギラ共和国に籍を置いてる怪しい業者の出会い系リンクなんて踏む訳ないでしょうが、その長いメールもどうせテンプレでしょ、あんたの言う通り確かにある意味引いてるわ。っていうか最初からずっと気になってたんですけど熱燗とトイレの絵文字を多用してるのはなんでなん???キャリア違いのバグとかですかね???
という想いを込めて送った、松潤へ宛てた私からの最後のメールがこちらです。
その後も何だかわちゃわちゃと松潤を名乗る業者からメールが来ていますので、面白そうな展開があれば記事にしたいと思います。
エピローグ(出会い系サイト「drop」誘導メール詳細)
今回の松潤メールについてのネタバレといいますか、悪質出会い系メールの情報共有として、詳細をこちらに明記しておきます。
【メールアドレス】
talentfortge@make.a.wish.forwardanmaild.com
このメアドで検索をかけたら、同じようなメール内容に関しての情報が沢山ヒットします。
dropという出会い系を運営もしくはメール発信している会社の概要は以下の通りです
talentfortge@make.a.wish.forwardanmaild.com – 迷惑メール共有サイト
ちなみに↑この情報登録したのは私。
摘発を回避する為に国外に会社を置いているのは明白だけども、それにしてもアンギラ共和国ってどこなの?と思い調べてみました。
ここだそうです、なるほどつまりそれはどこですか?
さいごに
と、訳の分からない業者を相手に遊んでしまいましたが、この記事を読んで「今度同じようなメールが来たら私もやってみよう!」となった3千万人の好奇心旺盛な貴方へ
この遊びは以下のリスクを伴いますので十分ご注意ください。
・会話内容から個人情報を引き出される可能性がある
・メアド(@より左の部分)を別のネットサービスでも使用している場合、そのアカウントを悪用される可能性がある
・同様に個人を特定される可能性もある
・メアドが悪質詐欺業者間で共有されてスパムメールが大量に届くようになる
・(この記事みたいに)会話のキャプチャーを取られて晒される
以上の事を踏まえた上で、是非お試しください
ハイリスクノーリターン間違いなしだよ!
以上、みつまり
けきぺろ史上初の有益記事でした。